ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > セコムの強み(3) トータルパッケージシステム
新しく開始しました「セコムの強み」シリーズの第3回は、「トータルパッケージシステム」です。
セコムは、前回の「機器をレンタルした長期契約サービス」でご紹介したとおり、1966(昭和41)年6月に、日本で初めてのオンライン安全システム「SPアラーム」を開発しました。このシステムは、センサーなどの機器は売り切りではなくレンタルでお客さまの建物に設置して、通信回線でコントロールセンターと結び、異常が発生すれば緊急対処員が駆けつけるというトータルなサービスとなっています。この独自の方式によるオンライン安全システムは、その後さらに独自の進化をしていくうえで、「トータルパッケージシステム」という考え方を生み出したのです。
つまり、お客さまの建物に取り付けるセンサーやコントローラーなどの機器は、自社の研究所と開発センターで開発する。そして、開発した機器は、宮城県白石市にあるセコム工業(株)の工場で機器の生産も行う。営業もすべて自社の営業員が訪問活動を中心に行い、セキュリティプランニングも実施する。そしてご契約をいただくと、お客さまの建物にセンサーなどの機器の設置もグループのセコムテクノサービス(株)が行う。ご契約が始まれば、通信回線を通じてコントロールセンターの管制員が24時間監視し、異常が発生すれば緊急対処員が駆けつけ、被害を未然に防止する。こうした一連のサービスすべてをセコムグループで行っています。こうした考え方によるシステムを「トータルパッケージシステム」と呼んでいます。
実は、欧米では、前回もご説明しましたが、センサーやコントローラー(制御器)などの機器は売り切りで、異常を感知すると、ブザーやサイレンを鳴らし威嚇する。別に契約すれば、通信回線を使って遠隔で監視する。異常が発生すれば警察や消防に通報してあとはまかせてしまうということで、バラバラの仕組みになっています。
よって、「トータルパッケージシステム」は、セコム独自の方式なので、日本でここまで徹底してやっている会社がない(セキュリティ会社で製造部門を持っているのは当社だけです)ことはもちろんですが、世界でも前例のない考え方のシステム創りであるということです。この考え方の長所は、システムのどこの部分で問題が発生しても、すべてセコムグループで提供しているので、セコムにクレームを言っていただけばセコムで解決をさせていただくということです。もし、どこかの部分を他社に依存していたり、提携していれば、責任の所在が不明確になってしまいます。この考え方がセコムのクオリティの源泉となっているのです。
コーポレート広報部
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