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約6割の泥棒は留守かどうか下見している

 もうすぐゴールデンウィークがやってきます。今年は2日の平日を挟む曜日配列が影響し、連続休暇は暦通りの5連休というところが多いようですが、皆さんはどのような予定を考えていますか。長い休みを利用して、家族で旅行に出かけるという方も多いのではないでしょうか。長く家を空けるとなるといろいろと心配事が出てきます。中でも防犯面はとても気になるところです。出かける前にしっかりと準備をしておきましょう。

 基本は狙われないようにすることです。泥棒が好む「留守」を悟られないことが、一番の狙われないためのポイントです。警察庁のデータでは、留守の時に犯行におよんだ泥棒は7割以上です。(参考:在宅時の泥棒が増えている?)

 また、警視庁が行った空き巣の被疑者への調査によると、下見をするときの目の付け所のトップは「留守かどうか」ということです。およそ6割の泥棒がそのように答えています。次いで、「入りやすく、逃げやすいかどうか」が約5割、「通りや隣近所からの見通しはどうか」が約3割となっています。お金がありそうな家かどうかは判断基準の上位には入っていないのです。したがって、「留守」であることを知られてはいけないのです。

 では、どのような対策を取るのが良いでしょうか。玄関や窓ガラスの戸締まりをしっかりと行うのは当然ですが、人が生活している雰囲気を醸し出すことが大切です。

 ちょっと考えてみてください。皆さんは朝起きてから夜寝るまでにどのようなことをしていますか。朝起きたらカーテンを開けたり、ポストに新聞を取りに行ったりします。休憩中にテレビを見たり、食事時になればその準備をしたりします。暗くなってきたら明かりを点けます。寝るときは明かりを消します。このような生活行動が人のいる気配につながります。

 つまり、このような変化が家の周りに伝われば良いことになります。これらすべてを自動的にすることには無理がありますが、一部は実現することができます。タイマーでコントロールして、電気製品をオンにしたりオフにしたりすることができるものがあります。暗くなってきたら明かりのスイッチが入ったり、テレビやラジオからの音が戸外に少しだけ漏れてきたりすると、泥棒には「この家は誰かいるのかもしれない」と思わせることができるのです。

 さらに、留守かどうかを電話で確認する泥棒もいます。ここで留守電の応答が「○月×日までハワイに行っています」だったらどうでしょう。留守をアピールすることは絶対にやめましょう。また、ポストが新聞であふれていたらどうでしょう。新聞販売所に連絡して配達を止めてもらうようにしましょう。同様に郵便物であふれないように「不在留置」の依頼をしておきましょう。

 最後に、ご近所さんにひと言挨拶して出かけることも大切です。泥棒が犯行をあきらめる理由のトップは「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」となっています。留守にしている間、ご近所の方が気にかけてくれることで、泥棒の活動はかなりやりにくくなるのです。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田 宏彰

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