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在宅時の泥棒が増えている?

 多くの泥棒は、可能であれば住人と会わずにこっそりと"仕事"を終えて逃走しようと考えているはずです。これが「空き巣」の手口です。住宅を狙う泥棒で一番多いのは、「空き巣」です。読んで字のごとく、"巣が空いている"留守中に侵入する泥棒のことです。泥棒は住人が帰ってくるのではないかと、ひやひやしながら"仕事"をしているに違いありません。

 泥棒が住宅に侵入してから最初にすることは、逃げ道の確保といいます。おそらく、複数の方向に逃走経路を考えると思われます。窓からのルートと玄関からのルートなどを確認するのではないでしょうか。普通、住人は玄関から出入りしますから、住人に会いたくない泥棒にとって玄関は最終手段かもしれません。玄関側で住人が帰ってきたような気配を感じたら、あらかじめ解錠しておいた窓からすばやく逃げていくものと思われます。

 しかしながら、住人が居たとしても、無理やり侵入して"仕事"をしようとする犯罪者もいるのです。これらを、「忍込み」、「居空き」と言います。前述の通り、住宅を狙った泥棒の多くは留守を狙った空き巣ですが、在宅中を狙った「忍込み」、「居空き」も少なくありません。2008年上半期の警察庁の統計では、およそ4分の1が在宅中だったのです。空き巣は施錠されている窓や玄関を開けるのに手間取りますが、在宅中のご家庭の場合、施錠されていないケースも多く、泥棒にとってはその手間が省けるわけです。

 この在宅中を狙った泥棒の割合が、ここ数年増加傾向にあります。2割を少し上回る程度でしたが、1990年代の水準である3割に近づいています。2008年10月の時点では26.4%となっており、2007年通期の25.7%に比べ、わずかですが増えています。在宅時であってもカギをかけることを怠ることのないようにしていただきたいと思います。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田 宏彰

グラフ:住宅侵入盗の内訳(2008年上半期 警察庁)

住宅侵入盗の内訳(2008年上半期 警察庁)





グラフ:在宅時の侵入割合の推移(2007年 警察庁)

在宅時の侵入割合の推移(2007年 警察庁)

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