第260回 多発している自転車盗難!自転車のセキュリティを考えよう
こんにちは。夏真っ盛りですね。みなさんは夏バテなどされていないでしょうか。暑い日が続くと、食欲が減り、冷たいものについ手がのびてしまいますよね。先週は、土用の丑の日でしたが、鰻を食べてパワーチャージされた方も多いのではないでしょうか。今年は、来週8月1日も丑の日なのだそう。熱中症対策もきちんとして、おいしい鰻を食べて体力をつけ、暑い夏を乗り切りたいですね!
2018.7.25更新
昨年、自転車活用推進法が施行され、自転車専用道路の整備など、自転車の利用を後押しする動きが始まっています。これからさらに自転車の利用者が増えていくことが予想されますが、皆さんは、自転車のセキュリティはしっかりとできていますか?今回は、自転車盗難の現状と対策を紹介します。
こんなに多い自転車盗難
2016年の警視庁のデータによると、自転車盗の認知件数は、236,215件で、車の約18倍、オートバイの約7倍。自転車の盗難が、圧倒的に多いことが分かります。また、発生場所で最も多かったのが駐輪場で、その次に多かったのが、意外にも自宅。"自宅なら大丈夫"と施錠しない傾向があり、狙われやすくなっています。では、どのように対策をすれば良いか、確認しましょう。
自転車を盗まれないために
すぐに始められる対策を3つご紹介
1:2重ロック、防犯性の高い鍵をプラス
備え付けの鍵を施錠することはもちろんですが、防犯性の高い鍵をプラスして、2重ロックにしましょう。盗難防止策として、まずは「解錠するのに時間がかかる=盗みにくそう」と思わせることがポイントです。工具などで壊されにくいタイプを選ぶようにしましょう。自宅であれば、周囲の固定物に自転車を固定することで効果が上がります。
2:自転車防犯登録を行う
自転車は、防犯登録を行うことが法律で義務付けられています。防犯登録を行い、自転車の所有者を明確にすることで盗難防止になるほか、万が一盗難被害を受けた時にも、自転車が戻りやすくなります。
防犯登録は、購入したお店で行えます。また、インターネットなどで購入した場合は、保証書などの証明書を「自転車防犯登録所」の看板がある登録所に持参すれば手続きが可能です。
3:防犯性の高い駐輪場を利用
注意して欲しいのが駐輪場選びです。防犯性の高い駐輪場を利用するようにしましょう。駐輪場を選ぶ時のポイントをいくつかご紹介します。
・管理人が常駐している
・自転車一台ずつにロックがかけられるようになっている
・夜間は照明があり、明るく見通しが良い
・防犯カメラが設置されている
お気に入りの自転車がなくなってしまうと、とてもショックですよね。また、通勤や通学時の移動手段として利用している場合は、手段がなくなり、日常に支障を来たしてしまうことも。そうならないためにも、防犯対策をしっかりと行い、快適な自転車ライフを楽しみましょう。
- 関連するカテゴリーを見る
- 車・自転車