第257回 自宅の鍵について考え、しっかり対策を!
こんにちは。今年は、夏の陽気だったり、梅雨のようにぐずついたお天気だったりと、季節が少しずつ前倒しになっているような気候ですね。蒸し暑くて、つい冷たい飲み物などに手がのびてしまいがちですが、体内を冷やすと、元の体温に戻すためにエネルギーを使い、疲れやすくなるそうです。温かい飲み物で、体を冷やさずに体調管理を心がけていきたいですね。
2018.5.23更新
みなさんは、自分の家の鍵の性能について、どのくらい知っていますか。自宅の入口扉の鍵は防犯の要。鍵の特性を知り、防犯対策を学んでいきましょう。
自分の家の鍵のタイプを知ろう
防犯対策は、まずは自宅の鍵がどのタイプか知ることからです。さっそく鍵の種類を見ながら、チェックしてみましょう。
一般の住宅に多いのは、ロータリーディスクシリンダーキーです。セキュリティレベルの高い住宅では、鍵に穴(凹み)があるディンプルシリンダーキーを使用している場合もあります。
なお、イラストにある鍵とシリンダー(鍵穴)は、上下の組み合わせが一致しない場合もがあります。
勘違いしやすい鍵の知識
・カードキーの方がセキュリティレベルが高い?
最近は賃貸マンションなどで、カードタイプの鍵の場合があります。利便性が高く、セキュリティレベルも高いと言われていますが、故障した場合などに備えて鍵穴が設置されています。どのようなタイプの鍵が使われているかでセキュリティレベルが変わってきますので、カードキーだからといって、セキュリティレベルが高いとは言い切れません。
鍵の取り扱いで気をつけたいこと
どれだけセキュリティレベルの高い鍵がついていたとしても、鍵をきちんと管理していないと、効果は発揮されません。以下のようなことに注意しましょう。
・第三者に貸さない・紛失しない
鍵の不正な複製を防ぐためにも、鍵は絶対に第三者に貸したり、紛失したりしないようにしましょう。万が一、紛失してしまった場合は、至急、鍵の交換を行うようにしましょう。
・鍵番号が他人の目に触れないように管理
メーカー名と鍵番号を入手し、不正に複製されてしまうケースもあります。鍵の番号は、他人に見せないようにしましょう。鍵番号の部分を隠すためのキーカバーをつけることもオススメです。
・賃貸住宅に入居するときは鍵を交換しているか要確認
入居する際には、シリンダーを交換しているか、管理会社に事前に確認するようにしましょう。シリンダーを交換していない場合、前の住人が鍵を複製して、まだ所持していないかどうか不安になりますよね。管理会社によって対応方法が違いますが、交換費用が自己負担であっても換えることをオススメします。
鍵のセキュリティレベルを高くするには?
・セキュリティ認証IDシステム付きの鍵を使用
鍵番号とセキュリティカード両方が揃わないと鍵の複製ができないシステムです。万が一、鍵番号が知られてしまった場合でも、鍵の不正な複製を防ぐことができます。
・1ドア2ロック対応
防犯対策として、1ドア2ロックが有効です。最近は、はじめから扉の上下に鍵がついている2ロック仕様の家も増えています。ただ、せっかく2ロックであるも関わらず、「面倒で1カ所しかロックしていない」ということはないでしょうか。両方ともしっかり施錠しましょう。
普段何気なく使っている鍵ですが、あなたの生活や大切な人、そしてあなた自身を守る大切なものです。自分自身で防犯に気を配れる「防犯女子」として、今一度、鍵について確認しましょう!
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