第180回 防犯女子的!安心できる自宅での過ごし方
こんにちは。G.W.も終わり、少し早い夏がやってきたようですね。今年は、G.W.前から初夏の陽気で、紫外線の降り注ぐ量も真夏並みという情報も。桜のころは、とても寒かったのに、あっという間ですね。ただ、これだけ暑くなると、まだ連休が終わったばかりだとわかっていても、夏のバケーションが楽しみになってしまいます。ようやく仕事モードに戻り始めたばかりですが、気持ちが揺らいでしまうのは、私だけでしょうか。
2015.05.13更新
ストーカーやひったくり、また痴漢など女性をターゲットとした犯罪は多く、自分自身を守るために、外出時は防犯ブザーを持つなどの対策をしている女性も多くいらっしゃることでしょう。ただ、自宅にいるときは、ついつい安心しきってしまうものです。残念ながら家にいれば安心というわけではないので、自宅にいる時もしっかりと防犯対策をしてください。
犯罪の種類と傾向
住宅を対象とした侵入窃盗の手口には、以下の3種類があります。
- ・空き巣:その名の通り留守中を狙うもの
- ・忍び込み:就寝中を狙うもの
- ・居空き:在宅時を狙うもの
2013年の警察庁「住宅の侵入窃盗の手口別認知件数」のデータによると空き巣が約7割と最も多く発生していますが、忍び込みや居空きなど、自宅にいるにもかかわらず侵入されるケースが約3割もあります。空き巣とは異なり、在宅時は、窃盗だけでなく、侵入者と鉢合わせとなり、強姦などの性犯罪被害などに遭う可能性もあるため、大変危険です。
こちらのコラムも参考に在宅時の防犯対策を確認してみてください。
自宅の防犯対策の強化
自宅での防犯対策として、玄関や窓は、ダブルロックにするのが基本です。また、ゴミ出しや郵便物を取りに行く時など、ちょっとした外出時も、しっかりと施錠しましょう。これからの季節、暑いからと窓を開けっぱなしにしがちですが、窓からの侵入を防ぐためにも、補助錠を設置したり、割られにくい防犯フィルムを活用するなどの対策も大切です。
また、一人暮らしであっても出かけるときは「いってきます」、帰宅時は「ただいま」と声に出し、家族と一緒に住んでいると装うこともおススメ。ほかにも、外から女性の一人暮らしだと悟られないよう、窓際には女性らしい小物を飾ったり、女性らしいカーテンをかけるなどは控えるようにしましょう。
自宅にいるときの来訪者対応にも注意
在宅時に来訪者がきた時は、インターホンなどを利用し、ドアを開ける前に用件を確認しましょう。しっかり確認せずにチャイムがなったらすぐにドアを開けていませんか?宅配業者などになりすまして押し入る手口もあります。
家の防犯対策をせっかく行っているにも関わらず、不用意にドアを開けてしまったら、せっかくの対策も台無しです。来訪者があったときはチェーンをつけたまま対応したり、宅配ボックスがあれば上手に活用するなど、突然の来訪者には慎重に対応してくださいね。
自宅でのリラックスタイムは、防犯に対する意識が低くなりがちです。在宅時もカギを閉め、来訪者への対応もきちんと行える「防犯女子」を心がけましょう。
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