第147回 性犯罪から身を守る〜在宅編〜
こんにちは。あっという間に1月が終わってしまいますね。お正月が過ぎ、成人式のニュースに気をとられていると、もうヴァレンタインがやってきますね。毎年、この時期にだけお目見えする珍しいチョコレートがあるので、ギフト用ではなく、自分用のチョコレートを探しに出かけてしまいます。一粒、1000円を超えるチョコレートもちらほら。どんなお味がするんでしょうね。お財布と相談しながら・・・今から楽しみです。
2014.1.29更新
女性にとって、性犯罪は決して他人事ではありません。悲しい思いをしないためにも、しっかりと対策を行いましょう。
強姦の半数以上は住宅で発生
警視庁のデータからもわかるように、強姦事件の半分以上が住宅内で発生しています。また、夜間の発生が多いので、自宅にいるからと安心するのは禁物です。しっかり注意しましょう。
部屋の出入りにも要注意
犯人は、ターゲットに狙いを定めていることが少なくありません。女性の一人暮らしや、家の中に誰もいないことを悟られるのはとても危険です。女性の外出中、犯人が家の近くで隠れて待ち伏せし、帰宅してドアのカギを開けた瞬間、背後から襲われるという事例もあるので、家の中に入りカギを閉めるまで油断しないようにしましょう。
防犯ポイント
- 自宅のエレベーターは見知らぬ人と一緒に乗らない。
- 家の前に着いたら周囲を確認してからカギを取りだしドアを開ける。
- 自宅に誰もいなくても「ただいま!」と言ってから中に入る。
自宅マンションのエレベーターは、もうマンションの中に入ったからと安心しがち。あんしんコラム「防犯女子」的!エレベーターの乗り方を参考に、注意してくださいね。
在宅時も気を抜かないで!
高層階に住んでいる場合でも油断は禁物。ベランダなどから侵入されるケースもあるので、常に施錠する習慣をつけましょう。
防犯ポイント
- 部屋に入ったらすぐに玄関ドアのカギをかける。
- お風呂場やそのほかの部屋など、不在の部屋は施錠する。
- 窓もワンドア・ツーロックにする。
- 夏場でも窓を開けっぱなしにしない。
外出前は、すべての窓にカギがかかっているか確認し、玄関ドアもしっかり施錠しましょう。
強姦だけでなく、外出時には、道路上、電車・駅などで発生が多い強制わいせつにも要注意です。今回ご紹介した防犯対策は、決して難しいものではありません。防犯意識を高め、注意する「防犯女子」を目指すことが、自分自身の身から犯罪を遠ざけることにつながります。