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シニア層に対するセキュリティ啓発の必要性

 先月のセコムニュースでもご紹介した通り、セコムでは、シニア層の生活におけるセキュリティ面の啓発本『狙われない!10のシニア防犯生活術 ―60歳からはじめる身近な安全対策―』を発刊しました。社会全体が高齢化していく割合とスピードを考えると、今後の日本においては何をするにもシニア層の存在を強く意識しなくてはならなくなると思います。

 これは「人々のつつがない日々の生活を守る」という、広い意味におけるセキュリティについても同様です。最近の報道を見ても、シニア層が被害にあう事件や事故、そして災害などのニュースには事欠きません。シニア層は、加齢に伴う体力や認知力の低下が伴うことから、客観的に犯罪や災害の被害に遭いやすい「社会的弱者」であるのは、誰もが認めるところでしょう。

 しかしながら、世の中を見ると、高齢者自身の意識に残っている若かりし頃の感覚や経験によって、自らの肉体や認知力を過信し(学術的には「老性自覚の不足」と呼ばれます)、それによって事件や事故、災害に巻き込まれているケースは決して少なくありません。「自分はまだまだ若い」という感覚が、自らを危ない状況に追い込んでしまうとも言えます。

 人の判断には、過去の経験が豊富である場合、過去の状況と現在の状況が異なる状況においても、その経験が大きな影響をおよぼすことが分かっています(ベテランバイアス)。また、シニア層には、自らの衰えを感じても、あえてそれを無視する傾向があることも指摘されています(正常性バイアス)。これらが、シニア層が一般に持つ性癖である「旧来の自分が見知った方法を好んで行動してしまう傾向」につながっており、事件や災害に巻き込まれやすくなる一つの要因となっています。

 シニア層のセキュリティにも、防災面でよく言われる「自助・共助・公助」の考え方が欠かせません。その第一歩が、シニア層の自助を妨げる大きな要因である「自らへの過信」を取り除く啓発活動です。シニア層の自助意識を十分に高め、まずは「自分の身は自分で守る」ことをしてもらった上で、共助、公助の観点からシニア層を社会的に守る仕組みを考えていく必要があるものと思います。

 このような観点から、今回発刊した『狙われない!10のシニア防犯生活術』がシニア層の自助意識の醸成に役立つことを願っています。シニア層の問題は、若い人にとっても決して他人事ではありません。現在、シニア層が直面している問題は、やがて自分たちの問題となってきます。言わずもがなのことですが、人は、誰しも加齢による運動能力や認知能力の衰えにあらがうことはできないのです。

(参考)
【報道資料】高齢者向け防犯本『狙われない!10のシニア防犯生活術』が発刊
東京大学高齢社会総合研究機構(セコムが協力)

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
甘利康文

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