「CA/Browser Forum」の東京開催をセコムが主催

3月25日(火)~27日(木)の3日間、最先端の電子認証技術などを議論する会合 「CA/Browser Forum」を、セコム株式会社とセコムトラストシステムズ株式会社(以下、セコムトラストシステムズ)の共催で開催しました。

CA/Browser Forumは、Webセキュリティ業界で最も大きな影響力を持ち、世界規模のセキュリティ施策を決定する団体です。世界の主要な認証局事業者やブラウザベンダーで構成されており、セコムトラストシステムズは2005年に初期メンバーとして参加しました。IS研究所の伊藤忠彦主任研究員は、2017 年からセコムトラストシステムズと共に当団体と関連した活動をしており、日本の固有事情のインプットやブラウザの手が届きにくい技術標準の整備、ダイバーシティの増加など多くの貢献をしてきました。

当会合を日本企業が日本国内で主催するのは初の出来事であり、セコムの存在を国内外に大きくアピールする機会になりました。特に伊藤主任研究員は企画運営者として、世界トップクラスの技術者をゲストスピーカーとして招待したり、会合当日の進行をしたり、会合の成功に多大な貢献をしています。会合中は、インターネット通信の安全について熱い議論が交わされ、参加者からはとても有意義なイベントだったと好評を得ました。また、普段は欧米で開催される会合を日本で開催し、アジア圏から多数の初参加者を迎えることができたことは、CA/Browser Forumのさらなる発展の礎になるものと期待されています。

IS研究所は、セコムのサービスを支えるWebセキュリティ技術研究だけでなく、CA/Browser Forumをはじめとした国際的な場を通して安全・安心な社会を実現する貢献を続けてまいります。