音響信号の検出・分類に関する国際コンペティションDCASE 2021 Challenge Task2にて2位を獲得

2021年7月5日、IS研究所の矢野研究員、カイ研究員、森田研究員が、音響信号の検出・分類に関する国際コンペティションDCASE 2021 Challenge Task2にて2位を獲得しました。

DASE出場メンバー
参加メンバーの(左から)矢野研究員、森田研究員、カイ研究員

DCASE (Detection and Classification of Acoustic Scenes and Events)は、音響信号の検出と分類に関する国際的な研究コミュニティです。そのDCASEが主催するコンペティション「DCASE Challenge 2021」では、6つのTaskに分かれて競技が行われました。

当研究所のメンバーが参加したTask2(Unsupervised Anomalous Sound Detection for Machine Condition Monitoring under Domain Shifted Conditions)では、機械の動作音から異常を判定するシステムを作成し、検知精度を競います。競技に使用されたデータは、おもちゃの車や電車などの音から、ファンやギア、 バルブなどの機械の動作音です。これらの音の正常データのみを学習した上で、未知の異常音を検知する精度を競いました。

IS研究所では、安全・安心を提供するサービスのために、人やモノなどの異常や変化を検知するさまざまな技術を研究しています。今後も、異常な音を検知する技術はもちろん、その他の検知技術の精度を高めるため今後も研究を続けてまいります。

DCASE 2021 Challenge Task2 結果(外部サイト)
テクニカルレポート(外部サイト)