医療情報サテライト

Vol.2 骨粗しょう症とは? 第1回(全3回)

監修/辻 秀一先生

骨粗しょう症って何?
骨粗しょう症とは、鬆(す:古いダイコンやゴボウの芯にある、多くの子穴のあいた部分)が入ったように、 骨がスカスカになってもろくなり、骨折しやすくなる状態です。年をとると、だれでも骨の量は減少し、「骨粗しょう症」になりやすくなります。 特に、閉経期を迎えた女性は、骨粗しょう症を起こしやすいので、注意が必要です。“なぜ起こるか”を知って、骨の健康を守りましょう。

骨粗しょう症の発生率(女性に多い!)
女性は、更年期前後から増加、男性は、80歳以後増加している。
(浜松医科大学井上ら)


第1回
第2回
第3回
骨粗しょう症って何?
骨粗しょう症は、どうして女性に多いの?
なぜ、骨粗しょう症になるの?、骨粗しょう症による4大骨折とは?
辻 秀一先生プロフィール

辻 秀一(つじ しゅういち)先生プロフィール
辻 秀一(つじ しゅういち)
日本体育協会公認スポーツドクター
日本医師会公認スポーツドクター
内科認定医
北里大学薬学研究科非常勤講師
骨粗鬆症学会評議員
1961年5月 東京生まれ
1980年3月 私立栄光学園高等学校卒
1986年3月 北海道大学医学部卒
1986年9月 慶應義塾大学病院内科
1997年9月 東海大学医学部病態診断学研究員
1999年4月 エミネクロスメディカルセンターセンター長
北里研究所病院スポーツクリニック内科非常勤

【著書】
「骨粗鬆症ハンドブック」日本医学館2003年(H15)9月
「弱さを強さに変えるセルフコーチング」講談社2003年(H15)6月
「ほんとうの社会力」日経BP社2002年(H14)7月
「スラムダンク勝利学」集英社インターナショナル2001年(H13)10月
「中高齢者エクササイズ実践指導ブック」文光堂2000年(H12)4月
「スポーツ選手の摂食障害」大修館書店1999年(H11)7月
「健康獲得大作戦」同文書院1995年(H7)3月