ほっと健康ライン ~人間ドックご案内サービス~
● | 「ほっと健康ライン」にお電話いただければ、セコムが選んだ高度医療機器を備えた全国各地の優良な人間ドック施設をご案内します。 |
● | ご希望のコース、地域、日程でご案内します。 |
● | ご優待料金でご利用いただけます。 |
● | ご利用者は、「ほっと健康ライン」にお電話をかけていただくだけです。施設へのご予約は「ほっと健康ライン」が代行します。 |
● | 電話受付時間 月~金 9:30~17:00 *ただし祝祭日、年末年始(12/29~1/5)および夏季(8/12~16)を除きます。 |
例えばあんな、例えばこんな、家族の健康の悩み・・・
<人間ドックのご案内例>
Q. | 40代の主婦です。会社を退職したので、家から近いところで、人間ドックを受けたいのですが、どこか案内してもらえますか。 |
「PET検査」ってどんな検査なの?
最近、「ほっと健康ライン」人間ドックご案内サービスをご利用の皆様よりPET検査についてのご要望が増えています。そこで、今回は、PET検査について、よくいただくご質問にお答えします。
Q. | 「PET検査」って、最近ときどき耳にするけど一体何? |
A. | PET(ペット=Positron Emission Tomography)検査は、人体の輪切りや縦切りの断層画像で病気の原因や病状を診断する最新の検査法です。 欧米では、「PET First=ガンが疑われたらまずはPETを」という言葉があるほど定着し、今後いちばん増えていく検査とも言われています。この検査では、ブドウ糖にアイソトープ(同位元素)を組み入れた薬剤を、ごく微量、血管注射などで体内に入れ、体のさまざまなところにブドウ糖が集まる様子を体の外からPET装置で撮影します。この薬剤は寿命が極めて短いため、PET装置と同じ施設内にある専用の装置でつくられます。 |
Q. | 「PET検査」で何がわかるの?従来の検査との違いは? |
A. | ガンの発見に効果的です。 ガン細胞は分裂が盛んに行われるため、正常な細胞よりもエネルギー源となるブドウ糖を何倍も取り込む性質があります。PET装置で撮影された画像では、ガン細胞にブドウ糖が集中している状態を黒い影として確認できます。これにより、ガンが体のどこにあるのか、その大きさはどのくらいなのかがわかるのです。また、1度の検査で、全身を継ぎ目なく精密に調べ、従来の検査では調べない臓器のガンも発見できるのこともPET検査が評価されている理由のひとつです。さらに最近のPET-CT装置を用いれば診断精度はさらに高まります。 |
Q. | すべてのがんに有効なの? |
A. | PET検査は、多くのガンの診断に有効です。 PET検査で検出されやすいガンとしては、大腸ガン、乳ガン、肺ガン、甲状腺ガン、膵臓ガン、悪性リンパ腫、卵巣ガン、ほくろのガンである悪性黒色腫などがあります。逆に検出されにくいガンとしては、これらのガンとはブドウ糖の代謝が異なる、肝臓ガン、腎臓ガン、前立腺ガンなどがあげられます。また、1センチに満たないガンの検出には、まだまだ限界があるのが現状です。 |
Q. | 安全性はどうなの? |
A. | PET検査で使用される薬剤に副作用の報告等はありません。 1回の検査での被ばく量は人体にほとんど影響のない程度にごく微量で、おおよそ人間が1年間に自然界から受ける被ばく線の量とほぼ同程度と言われています。 |
監修:安田聖栄 先生(医学博士・東海大学医学部附属病院外科助教授) |