３月９日（木）、セコムＩＳ研究所の舟生岳夫主務研究員が執筆した書籍『子どもの防犯マニュアル』が発売されました。

　子どもが被害者となる犯罪事件は、数だけでは年々減少しています。それでも親が不安になるのは、いつ・どこで・誰が狙われるかわからないこと、さらには、携帯電話やスマートフォンなどがきっかけになって、子どもが被害に遭う事件が増えているにもかかわらず、その対処法がわからないことがあげられます。

　本書は、セコムで長年にわたり子どもの安全について研究してきたセコムＩＳ研究所の舟生主務研究員が、親御さんのそうした不安を解消する、安全対策の決定版となるよう制作されました。

　親御さんが一方的に安全対策を教えるだけでは不十分であることから、お子さんが自ら危険に気づき、身を守る能力を育むため、親御さんに知っておいていただきたい、子どもの「安全・安心」に関わるさまざまなテーマを取り上げています。具体的には、

　第１章　不審者から子どもを守る
　第２章　スマートフォンは「初期設定」のまま持たせない
　第３章　通学・通塾での身の守り方
　第４章　持っているだけで安心しない！防犯グッズ活用
　第５章　子どもを守る"つながり"とコミュニケーション

の５章で構成され、仕事や子育てに忙しい親御さんにも気軽に読んでいただきやすいよう、わかりやすい文章で書かれています。

　本書は鮮やかな黄色を全面にあしらい、書店でもひときわ目立つ装丁です。入学シーズンが近づいた今、小学生のお子さんをもつ親御さんにおすすめの１冊です。

＜データ＞
　書名　『子どもの防犯マニュアル』
　発行　日経ＢＰ社
　定価　1,200円（税別）
　判型　四六判
　ISBN 978-4-8222-5502-2

セコム株式会社
コーポレート広報部