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セキュリティ対策が逆に作用するのがアレルギー

 2月も下旬に入り、そろそろくしゃみや鼻水、目の掻痒(そうよう)感などに悩まされる人が多くなってくる頃かと思います。本日2月20日は「アレルギーの日」。その由来は花粉症とは関係なく、1966年2月20日に日本人の研究者が花粉症の研究からアレルギーの大本となる原因について発表したことにあるそうです。

 アレルギーは、体内に入った異物に対抗する機能であるはずの「免疫」が、逆に体に不具合を引き起こして発生する症状の総称です。花粉症の他、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーなどが代表的な症例としてあげられます。

「セキュリティ」とは、どのような状況下においても「ある組織のオペレーションが、あらかじめ定めたプラン通りに回り、理由によらずそれが妨げられないこと」です。セキュリティ対策によって、最終的に守らなければならない対象は、どのような場合であっても、そこで回っている「オペレーション」です。その意味で、体のオペレーションを守る免疫というセキュリティのための対策が、逆にそれを妨げてしまうアレルギーは、体のセキュリティにおける一大事なのです。

 オペレーションを守るためのセキュリティ対策が、逆にその障害になってしまう例は、アレルギーという病気に限りません。個人情報保護法の施行時にしばしば見られた世の中の過剰反応は、その一例です。情報セキュリティ対策が、働く人々の活動の自由を必要以上に制限し、その組織のオペレーションが円滑に回らなくなるのもそうだといえるでしょう。

 どのような組織、どのような場合においても、「その組織のオペレーションがスムーズに回る状態を維持する」ことがセキュリティであり、そのための手段がセキュリティ対策です。セキュリティ対策がその組織のオペレーションの妨げになるのは、その組織において「アレルギー」という病気が発症している状態であり、好ましいことではありません。

「セキュリティ対策」にはさまざまな形態、方策がありますが、どのような形であっても、想定される脅威に対してなんらかの「セキュリティ対策」を講じる際には、常にこのことを頭に置いておく必要があるのではないかと思います。

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