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女性よりも男性の被害が多い犯罪とは?

 内閣府が発表している犯罪被害者白書をみると、犯罪ごとの被害者の人数が記載されています。2013年の統計によると、犯罪全体を表す刑法犯では、男性被害者67.2%、女性被害者32.8%の割合となっています。
 犯罪に遭うのは、女性よりも男性の方が2倍ほど多いといえます。さらに細かくみると、男性被害者の割合が高いものとしては、放火が女性の3.0倍、恐喝が5.8倍、侵入盗が2.8倍となっています。
 反対に女性被害者の割合が高いものとしては、強制わいせつが男性の35.8倍、公然わいせつが15.6倍、略取誘拐・人身売買が2.9倍となっています。

 これらを年齢別にみると、放火は60歳代の男性が最も多く、人口10万人当たり1.74人となっています。次いで70歳代の男性が1.72人となっています。女性被害者で最も多いのは60歳代の0.70人で、いずれの年代でも1人未満となっています。
 恐喝については、20歳代の男性の11.55人が最も多く、30歳代の3.97人が続きます。女性では20歳代の2.04人が最も多く、それ以外の年代は、やはり1人未満です。
 侵入盗では、男性の60歳代の157.29人が最も多く、次いで男性の50歳代の150.97人となっています。女性は、20歳代の52.35人が最も多くなっています。

 一方、女性の被害者が多い犯罪の方では、強制わいせつは女性の20歳代が最も多く、41.21人となっています。公然わいせつでは、19歳以下の女性が最も多く、4.53人となっています。
 略取誘拐・人身売買も女性被害者が多くなっています。最も多いのは19歳以下の女性の1.06人です。しかし、それに次ぐのは19歳以下の男性の0.33人、20歳代の女性0.24人と、略取誘拐・人身売買については男女問わず、若年層の被害が多いことが分かります。
 このように、性別・年代によって被害に遭いやすい犯罪が異なります。特に、わいせつは男女差が非常に大きくなっています。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰








犯罪種類別の人口10万人当たりの被害者数(犯罪被害者白書)

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