ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 質の高いモノづくりで社会の期待に応えるセコム工業(株)
セコム工業(株)は、セキュリティ機器の製造を行うセコムの中枢工場として、宮城県白石市に1977年10月に設立されました。
セコムでは、研究開発、機器の製造からセキュリティプランニング、機器の設置工事、24時間監視、緊急対処、メンテナンスに至るまで、トータルに運用・管理することで高品質なセキュリティシステムを実現する、独自の一貫責任体制であるトータルパッケージ体制でオンライン・セキュリティシステムを提供しています。セコム工業は、そのなかで機器製造を担っています。
今回のコラムではセコム工業を訪ね、セキュリティ機器の製造を行う生産部の水野方人氏にお話を伺いました。水野氏は、2003年4月に入社以来、一貫して工場の生産部門に携わるエキスパートです。
Q.セコム工業について教えてください。
セコムは、業界のリーディングカンパニーとして、最先端技術と高品質なセキュリティ機器や防災機器を世の中に提供してきました。そして、それらの機器の製造を担うのが、セコム工業です。
セコム工業では、お客さまからの多品種・少量・短納期といったニーズにお応えするために、流れ作業での組立方式ではなく1人または2人が工程の最初から最後まで担当するセル生産方式を導入することで、機器の変種変量生産を行っています。
Q.現在の仕事について教えてください。
私が所属するセコム工業の生産部では、機器製造の進捗管理、部品の購買、機器の製造、品質管理を行っています。
そのなかで、私はお客さまと社内の掛け橋として、機器製造の進捗管理を担当しています。お客さまからの注文を受け、社内の購買担当者に部品の購入依頼、製造担当者に製造の依頼、品質保証担当者に製造後の品質チェック依頼など、納期に間に合うように社内調整する、言わば生産ラインの"潤滑油"です。
Q.日ごろ心がけていることは。
チームワークと、いち早い情報共有が何よりも大切だと思っています。
お客さまは安全確保から、セキュリティ機器の設置を急がれているケースが多く、短納期が求められるケースが多々あります。そのため、機器製造に必要な人員や部品を確保するために他部門に足を運び、仲間に「部品は届いていますか」「製造状況はどうですか」などと声を掛け合い、都度、情報共有して進捗していくことが大切だと思います。
また、セコム工業では、製造コストを下げるために部品の低コスト化や消費電力の圧縮なども意識して取り組んでいます。製造コストが下がれば価格も下がり、世の中により安価で「安全・安心」を提供できることにつながります。
Q.今後の抱負を教えてください。
セコム工業では、社会が必要とする多種多様なご要望に応える商品を提供するために、"4つの猿"の排除を掲げています。これは、"見猿"(現場・現状を見ない)、"言わ猿"(自分の意見を言わない)、"聞か猿"(周囲の意見を聞かない)、"やら猿"(能動的に行動しない)を排除しようというものです。
私も積極的に生産ラインに足を運び、周囲の意見を聞きながら、お客さまから求められている高品質な製品が納期に間に合わせるために仲間と情報を共有し、連携して行動に起こしていきたいと思います。そして、革新的で高品質なセキュリティシステムを世の中に提供し、セコムグループならではの「安全・安心」を提供していきたいと思っています。
(参考)
・セコム工業(株)はこちら
・"全体像"で理解する「現場レポート」はこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコム工業株式会社
生産部生産管理課
水野方人氏
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