ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 情報系トラブルにも迅速に対応する、セコムトラストシステムズ(株)
セコムトラストシステムズ(株)は、セコムグループの情報・ネットワークシステムの構築や運用を担うとともに、高い技術力と運用力、ノウハウを生かして、サイバーセキュリティなど先進的なサービスの提供を行っています。
セコムが誇るセキュリティと最新技術の粋を結集した「セキュアデータセンター」など、堅牢で強固なサービス基盤を活用して、"高い技術力"と"24時間 365日の有人対応"を融合した独自の「機能レンタルサービス」(セコムクラウド)を展開し、情報化時代におけるお客さまのニーズにきめ細やかに対応することで、「安全・安心・便利・快適」な社会の実現を目指しています。
今回のコラムでは、セコムトラストシステムズでセキュアデータセンターの運営をはじめ、お客さまのシステムの情報系トラブルに対応するSDCサービス部を訪ね、加治川 剛氏に話を伺いました。加治川氏は、大学時代に情報セキュリティに興味を持ち、セコムに入社後もお客さまの情報ネットワークを診断するセキュリティ診断やウィルスを検知する侵入検知システムの運営などで活躍してきました。現在も情報セキュリティ分野のプロフェッショナルとして、お客さまに質の高いサービスを提供しています。
Q.現在の仕事を教えてください。
私はお客さまが情報系のトラブルでお困りになった時に、駆けつけ正常化するプロジェクトチームの運営に携わっています。このチームは、社内で"サイバー消防団"と呼ばれており、お客さまのお困りごとに応じてお客さまのもとに駆けつけ、必要に応じて社内の専門家の力を結集させて、素早く問題解決します。まさに、火災が起こったら迅速に駆けつけ消火する消防団のような役割を担っています。
お客さまは、セコムとご契約いただいている方から、たまたま私たちのサービスを知り、問い合わせされる方などさまざまです。コンピュータウイルスの被害から、情報漏洩、ネットワークやWebサイトのトラブルまで、多種多様な要望をいただいています。昨今は情報セキュリティに関する被害が目立っており、ニュースなどを通じて情報セキュリティの重要性が取りざたされ、お客さまからのご依頼が増加傾向にあります。
Q.日ごろ心がけていることを教えてください。
私たちが対応しているお問い合わせには、パソコンやWebに詳しい方ばかりではありません。情報分野にまったく知識がない方も多くいらっしゃいます。そのため、お客さまのもとに駆けつけた際も、まずは分かりやすい説明をすることを第一に心がけています。
また情報セキュリティの分野では、見えにくい部分が多く、すべての解明を試みるには非常に時間がかかります。常に短期的な暫定対策と長期的な恒久対策を考えていかなければなりません。そして、お客さまの視点で対策方法を考えることがもっとも大切です。
Q.情報セキュリティの動向や対策などを教えてください。
情報の中には、機密情報や個人情報などと言われるものもあるように、盗む対象として狙われる情報があります。インターネットは今や生活に欠かせないものになりつつあり、規制をかけることで利便性が失われかねないとする考え方もありますが、情報セキュリティの対策を行わないと、気づいた時には時遅し、という事案が起きかねません。つまり、ご家庭でも企業でもパソコンに保存してある情報をしっかり守ることが求められています。
対策として、Windowsのアップデートや、ウィルス対策ソフトの導入、導入後も必ず更新を行うなど、必要です。そのほか、怪しいメールは開かない、怪しいサイトにアクセスしない、おかしいと思ったらまずは手を止める、といった心掛けも大切です。
Q.今後の目標や抱負を教えてください。
もともと、情報セキュリティの考え方は被害を起こさないようにすることです。しかし、万が一、事が起きてしまった場合にも、きちんと対応できる体制があるのは私たちの大きな強みだと思っています。まさに「困ったときはセコム」なんです。
過去に、寝ずにウィルスと闘い、心身ともにボロボロになった経験も少なくありません。しかし、最後にお客さまから「ありがとう」の言葉を笑顔でいただくことが、とても励みになっています。これからもお客さまの笑顔のために、安全で安心なサービス提供をしていこうと思います。
(参考)
・セコムトラストシステムズ(株)はこちら
・"全体像"で理解する「現場レポート」はこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
セコムトラストシステムズ(株)
SDCサービス部第1グループ
加治川 剛氏
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |