ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 「安全・安心」の要、セコムのコントロールセンターの管制員
セコムは、1966年にわが国初のオンライン・セキュリティシステムを開発しました。現在では、企業向けセキュリティシステムの契約件数は約86万3,000件、ご家庭向けセキュリティシステムは約85万3,000件と、多くのお客さまに「安全・安心」を提供しています。
オンライン・セキュリティシステムで中枢的な役割を持つのが、セコムコントロールセンターです。コントロールセンターでは、24時間365日、ご契約先のからの異常信号を監視するとともに、異常が発生した場合には、最寄りの緊急発進拠点から緊急対処員を急行させ、いち早くお客さまの「安全・安心」を確保します。
今回は、大阪・箕面市にある大阪本部コントロールセンターを訪ね、宇都一智管制員に話を聞きました。宇都管制員は、入社後、常駐警備の業務や、オンライン・セキュリティシステムで安全のプロフェッショナルとして活躍する緊急対処員、BE(ビートエンジニア)を経験。その後コントロールセンターに配属となり、6年目を迎えます。さまざまなセキュリティのフィールドで経験を培った、まさに安全のプロフェッショナルです。
Q.現在の仕事を教えてください。
管制員の仕事は、地域ごとに決められた担当の管制卓に座り、ご契約先に設置されているセンサーなどの機器から送られてくる情報をもとに、お客さまへの連絡や緊急対処員への急行指示、必要に応じて警察・消防などへの通報を行います。
また、お客さまのもとに駆けつける緊急対処員からの情報をもとに対処先で取るべき処置について指示を出し結果を確認する、言わばオンライン・セキュリティシステムの司令塔です。
Q.管制員に求められることは何ですか。
管制員は、常によく考えること、高いコミュニケーション力、そして仲間とのチームワークが何よりも求められると思います。管制員の判断一つで安全の品質が変わり、重大な問題を発生させてしまうことも考えられます。だからこそ、よく考え、ほかの管制員や緊急対処員などの仲間との円滑なコミュニケーションや、仲間とのチームワークが大切です。
Q.お客さまへ電話する際は何を心がけていますか。
セコムの緊急対処員へ連絡を取る際もそうですが、お客さまの声色一つで危機を察知して、的確かつ迅速な判断と指示が行える管制員でありたいと思っています。お客さまに安心していただき、「いつも見守ってくれてありがとう」「電話があったので安心しました」などとお褒めの言葉をいただいたり、事件・事故を未然防止した際は嬉しさも人一倍です。
Q.セコムのコントロールセンターの強みを教えてください。
セコムは、日本初のセキュリティ会社であり、日本で初めてオンライン・セキュリティシステムを開発したので、マニュアル一つとっても長年蓄積されたノウハウがあります。また、管制員は訓練と経験を重ねたプロフェッショナルであり、オペレーションについても一人の管制員がすべてを行うのではなく、チームでオペレーションを行っています。
こういった強みによって、異常発生時にもすばやい対応をとることができます。
Q.今後の抱負をお願いします。
オンライン・セキュリティシステムは、人とシステムが一体となってこそ、最高のパフォーマンスが発揮できるものなので、システムを使いこなす私たち自身に磨きをかけ続ける必要性を感じています。明るく元気で、勢いがある仲間とともに、管制員としてのスキルを向上させ、チームでお客さまに最高の「安全・安心」を提供していきたいと思います。
(参考)
・"全体像"で理解する「現場レポート」はこちら
セコム株式会社
コーポレート広報部
大阪本部コントロールセンター
宇都一智氏
冷静な判断と的確な指示で
お客さまと仲間の安全確保に努める
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