セコムは、1962年、日本で初めての警備保障会社として創業。当初は、企業向けセキュリティサービスとして巡回警備、常駐警備を主力サービスとしていましたが、人的警備だけでは多くの警備員を擁することになり発展がないと考え、1966年に日本初のオンライン・セキュリティシステムを開発しました。
　以来、ご家庭、店舗、オフィス、工場、学校、病院、美術館などあらゆる形態の施設にセキュリティサービスを提供。現在では、企業で約84万9,000件、ご家庭で約81万8,000件、合計約166万7,000件（2012年３月31日現在）のご契約先に「安全・安心」を提供しています。

　今回の現場レポートでは、主に企業向けセキュリティサービスの営業を行う東京本部八王子支社の和泉卓也主任に話を伺いました。和泉主任は入社14年目を迎えます。セコムに入社後はセキュリティスタッフとしてご活躍され、7年前に営業職へ転属。セキュリティスタッフで培った知識と技能で、お客さまに細やかなセキュリティサービスをご提案しています。

Ｑ.現在のお仕事を教えてください。
　現在は、東京・八王子市を中心に企業向けのオンライン・セキュリティシステムや安全商品、保険などの提案活動を行っています。お客さまへの訪問活動に力を入れており、お客さまからセキュリティサービス導入の情報をいただいたり、セキュリティを強化するための提案をしています。 　私はセコムに入社する前職で営業を経験していますが、その時の営業という仕事の印象があまり良くなく、セコムで営業になることをためらっていた時期がありました。ですが、もともとお客さまと話をすることが大好きな性格やさまざまなお客さまのお困りごとを聞いている内に、自分が何かできないかと考え営業職に立候補しました。ですから、営業でモノを売るというよりは、お客さまの解決を売ることが私の役割だと思っています。

Ｑ.日ごろ心がけていることを教えてください。
　お客さまはさまざまな不安を抱えて、セコムにご要望いただくので、"できない"は言わないようにしています。もちろん、実際にできないことは多くありますが、一旦はすべて私がお客さまの不安を汲み取ることを心がけています。昔からスポーツマンでしたので、私の性格的にも"できない"のは嫌なのかもしれません。
「安全・安心」分野では、セコムのサービスは最高だと思っています。良いサービスであるから、お客さまのことだけに集中してご提案することができるのです。最近、お客さまに「和泉さんなら、ほかにも紹介ができるよ。やっぱり間違いなかった」と言われた時は、私の営業が間違っていなかったと思い身震いするほどうれしかったです。

Ｑ.セコムの強みを教えてください。
　セコムは安全に隙をつくらない会社です。何かあった際にも最短で正常化が図れるのは、大きな強みだと思っています。たとえば監視カメラシステムです。当たり前かもしれませんが、お客さまは監視カメラシステムを購入されるときに、故障した時のことまで考えません。ですが、万が一故障したらどうでしょうか。その隙に何かが起こってしまうかもしれません。
　セコムの機器は、万が一、カメラが故障した場合でもその日に正常化することできます。これは、研究・開発、製造、営業、セキュリティプランニング、取付け工事、24時間監視、緊急対処、メンテナンスまですべて自社で行うトータルパッケージ体制があるからで、他社にはマネのできないことです。

　また、多くの方にあまり知れていませんが、セコムではセコム損害保険�鰍ﾆいう保険会社がグループ会社にあります。そのお蔭で、セキュリティサービスに保険商品をプラスすることで保険の割引が受けられます。これは、お客さまにも非常にメリットがあります。このようにセキュリティ以外のサービスも提供することができ、複合的な「安全・安心」が提供できることもセコムグループならではの強みだと思っています。

Ｑ.今後の抱負について教えてください。
　私も家に帰ると二人の娘の父親です。最近、子どもたちとソフトボールを始め、グランドで元気いっぱいに駆け回っている子どもたちを見ていると、心から子どもたちが安心して暮らせる社会を実現したいと思うようになりました。不安の極力ない日本になってほしいと思うのです。
　こういったことを突き詰めていくと私の仕事にも繋がってきます。私の仕事は社会に「安全・安心」を提供する仕事ですから、私の活動の積み重ねがお客さまに「安全・安心」を提供し、 究極的には、社会の安全に繋がっていくんだと思っています。そのためにも、日々の活動の中で、一人ひとりのお客さまの不安をきちんと受け止め、よりよいセキュリティサービス提供していきたいと思っています。


セコム株式会社
コーポレート広報部