セコムのテクノ事業本部は、オンライン・セキュリティシステムの工事と建物設備のメンテナンスを柱に、建築設備工事やエンジニアリング、マンション・セキュリティシステムの販売などを担当し、お客さまに「安全・安心」を提供しています。

　今回の現場レポートは、テクノ事業本部の神奈川支店を訪ね、セキュリティ工事部の安芸拓也課長に話を伺いました。セキュリティ工事部門では、セキュリティシステムをご契約いただいたお客さまへのセキュリティ機器の取り付け工事や検査など、セキュリティシステムが正常に稼動するための基盤を作っています。安芸課長は、入社以来、主にホームセキュリティシステムの工事部門でキャリアを積み、その分野で高いスキルを発揮されています。

Ｑ．担当している仕事について教えてください。
　現在は、ご家庭向けのセキュリティシステム、商品の工事全般を担当しています。その内容は工事の受付から、工事担当者の手配、システムの検査などさまざまな業務があり、私の仕事は工事の進行管理やそこに関わるスタッフの管理、指導育成です。
　私たちの工事には、協力会社という形でパートナーになっている会社があります。機器設置工事を行うセコム専従の工事従事者は、多くのお客さま宅での工事経験により豊富なノウハウを身につけています。また、セコムの社員と同様の教育を受けて、信頼性の高い工事を実現しています。こういった工事従事者の管理やスキルアップも私の仕事の一つです。
　このエリアにおける工事全般の管理とお客さまへの高品質な工事サービスの提供が私のミッションだと思っています。

Ｑ．日ごろ、心がけていることを教えてください。
　新築住宅のホームセキュリティの工事を担当して18年になりますが、当初から心がけていることがあります。それは、お客さまの想いを大切にするということです。家を買うことは一生に何度もあることではありません。その家の一つ一つにお客さまの想いが詰っているのです。そこにセキュリティシステムの設置工事を行うわけですから、たとえ配線一本の引き方、ネジ一本の止め方にも、細心の注意を払わなければなりません。工事に携わる全員がお客さまの想いを「安全・安心」に守っていくという意識が高品質な工事につながっていくのだと思っています。
　また、お客さまにレスポンスの早い対応をとっていくには、組織の風通しを良くしていかなればなりません。お客さまの些細な課題も、しっかり情報共有ができるような組織運営を心がけています。

Ｑ．新型ホームセキュリティについて教えてください。
　昨年12月に新型ホームセキュリティ「セコム･ホームセキュリティ Ｇ-カスタム」が発売されました。このホームセキュリティは、従来のセキュリティ機能に加え、個人情報やオンライン便利機能など、さまざまな暮らしに役立つ機能が搭載された画期的なホームセキュリティです。
　新型のホームセキュリティは、無線方式を採用していますので、配線などが少なくて済み、工事もスピーディーに終わらせることができます。また、従来は設置が難しかった場所にも機器を設置することができ、よりお客さまのニーズに答えることができるようになりました。もちろん、新型のホームコントローラーは美観にも配慮されており、綺麗な液晶モニターは、お客さまのご自宅に一層の彩りを加えます。

Ｑ．今後の抱負を教えてください。
　工事の分野においては日進月歩で技術革新が進んでおり、当然、お客さまの期待値も上がっているではないかと思っています。現在、テクノ事業本部では"チームテクノ"という活動を社内で行っています。この活動は、チームが一丸となって目標達成をするという活動で、私が神奈川支店のリーダーを努めています。私たちはこういった活動を通して、常にお客さま視点に立ち戻り、お客さまのニーズに先んじて進化をしなくてはならないと思っています。
　私はこれからも高品質な工事サービスをめざし、チーム一丸となって「安全・安心」を提供していきたいと思います。

（参考）

・"全体像"で理解する現場レポート

セコム株式会社
コーポレート広報部