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募金箱が盗まれる お金が入っている入れ物は狙われる

 震災への義援金募金活動が街の至るところで行われるようになってから、その募金箱を狙う泥棒のニュースを聞くようになってきました。人々の善意がこめられた募金箱を盗む「人でなし」に対する驚きや怒りの声もありますが、そもそも「盗み」自体が「人でなし」な行為といえます。

募金箱は無防備なことが多い
 財布や金庫、集金袋など、中にお金が入っている入れ物は、泥棒にとって恰好のターゲットとなりえます。募金箱も、お金が入っている入れ物という点では同じです。そして泥棒にとって恰好のターゲットであるからこそ、防犯に気をつける必要が出てきます。

 街でよく見かける募金箱は、紙や木、ペットボトルなどを用いた手作り品が大半で、防犯に注意を払っているものは、ほとんど見たことがありません。多くの募金箱は、泥棒に狙われるという意識を持たずに設置されているのではないかと思います。

 例えば、学校や公民館の廊下などに無防備に置かれた募金箱は、授業中や公民館のイベントがない時など、周辺に人がいない時を見計らえば、簡単に盗めてしまいます。募金箱を設置する場合には、それを狙う泥棒がいることを念頭に置き、箱自体の施錠や補強、固定、そして人の目の存在など、防犯対策に十分に気をつけてください。

お金の入れ物には細心の注意を
 さて、繰り返しになりますが、中にお金を入れる入れ物は、泥棒にとって恰好のターゲットとなりえます。だからこそ場所や性格によらず、「守り」には気をつけなければなりません。

 オフィスや小売店などの事業所には、金庫やレジスターなどのお金の入れ物がたくさんあります。事業所では、お金を金庫に入れて安心していると、防犯性能がほとんど期待できない「耐火金庫」だったり、金庫の持ち去り対策をしていなかったりという理由で、被害に遭うことが少なくありません。

 事務所では、「手提げ金庫」と呼ばれる現金収納箱が使われることも多く、それ自身の持ち去りについては特に注意が必要です。また、小売業で使われるレジスターは、高機能化が進んでおり、こじ開けで破壊されたり持ち去られたりすると、中の現金よりも、それを修理や再調達したりする費用の方が高くなってしまうこともあります。これに対しては、閉店時のレジスターを空っぽにして、現金収納部をオープンにしておくなどの対策が有効です。

家もお金の入れ物
 募金箱や事業所の例で説明しましたが、お金の入れ物が狙われるという点については、住宅についても同様です。住宅を狙う泥棒には、住宅そのものがお金の入れ物に見えているのかも知れません。住宅についても、侵入のために破壊されると、盗まれた金額よりも修理費用の方が高額になることはよくあります。住宅そのものが「金目のものの入れ物」であることに注意して防犯対策を行い、最初から泥棒に狙う気を起こさせないことが重要なのです。

(参考)
・安心豆知識「泥棒が一番忌避するものとは」(2009/4/20)

・安心豆知識「金庫がこじ開けられた?」(2009/7/6)

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
甘利康文

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