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インフルエンザの患者数、定点あたり10を超えたら

 秋分の日も過ぎて、朝晩は寒く感じる日も増えてきました。みなさん、体調管理は万全ですか。この冬は、新型インフルエンザの大流行が懸念されています。春先にちょっとしたピークがあったものの、その後は落ち着いた状況が続きました。専門家の間でも、冬になるまでは大丈夫ではないかという意見がありましたが、予想に反して夏の早い時期から勢力を強めてきました。

 全国5000ほどの病院や診療所からの報告を元に、定点あたりの患者数を毎週カウントしている国立感染症研究所 感染症情報センターの統計では、定点あたり1を超えると流行レベル、10を超えると注意報レベル、30を超えると警報レベルとして分類しています。

 すでに47都道府県すべてで流行レベルに入っています。また、沖縄県では8月中旬に46.31まで上昇しましたが、いまでは下降を続けています。一方で、他の都道府県では多くが上昇傾向で、9月の第3週の時点で東京都が注意報レベルに突入しました。他にも、大阪府で9.21、北海道で8.21、千葉県で7.31など、注意報レベル間近の地域もあります。おもに都市部での増加が多い模様で、これらの地域での学級閉鎖や学年閉鎖がよく聞かれます。

 春先は、感染予防ということでマスクをしている方を多く見かけたり、手洗い・うがいに気を配っていたりした方が多かったように思われます。しかしながら、通常の季節性インフルエンザと同じレベルであることや、感染しても重症化する可能性が低いことなどが周知されると、とたんに国民の警戒意識が落ちたように感じられます。

 みんなが揃って警戒していた春先に比べたら、最近の感染の可能性は相当高いはずなのです。マスクをすることで、ウイルスがついた状態の手で、目をこすったり鼻をかいたりするのを防いでくれたり、乾燥しがちな口や喉を保湿してくれたりする効果はあるはずです。

 新型インフルエンザのウイルスに対しては、誰ひとりとして抵抗する術を持っていないのです。ワクチンも国民全員がこの冬を迎える前に接種することは難しい状況です。マスクや手洗いなどの基本的な対策を継続しつつ、十分な栄養を摂り、十分な休養を取り、ウイルスに負けないように体調管理をしっかりとすることが、まずは大事だと思います。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田宏彰

定点あたりの患者報告数(2009年9月14日〜9月20日 国立感染症研究所)

定点あたりの患者報告数
2009年9月14日〜9月20日
国立感染症研究所調べ

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