セコムの「環境問題」への取り組み
現在、地球温暖化を防ぐため、わが国においても環境保全活動が急務となっています。セコムは2008年8月1日、社内に環境推進本部を発足し、セコムグループの総力をあげて徹底的に環境保全活動に取り組むことを重要な経営課題としています。
そのため、セコムグループの企業活動はすべての事業において環境保全的視点で活動を行い、地域社会に貢献をしていきます。さらにこの活動を通じて日常だけでなく、万一の災害時のBCP(事業継続計画)的視点からも、社会に有益な活動として取り組んでいきます。現在進めている主な施策は、以下の通りです。
■資源循環型のセキュリティサービス
セコムのオンラインセキュリティシステムは、以前から長期契約制で機器がレンタル方式であることから、セキュリティ機器は、開発・設計から、製造・運用、回収処理に至るすべてのライフサイクルにおいてセコムの責任のもとに管理しています。そのため、機器のリユース(使用可能な部品は再利用)とリサイクル(使用不可能な部品は資源として再利用)を積極的に展開しています。
■5000台以上の車両を環境対策車に切り替え
温室効果ガス(CO₂)の排出を減らすため、セキュリティサービスに使用している5000台以上の全業務車両を、2008年8月から5年間で、順次ハイブリッドカーや電気バイクといった環境対策車に切り替えます。
■お客様にも地球環境に貢献できるエコプランを提供
・家庭用燃料電池…家庭のご契約先を対象として、環境負荷の小さな発電装置である家庭用燃料電池
のレンタルサービス事業を行います。さらに万一の災害時に電気やガスが停止しても、家庭内の照明
などの電気が発電可能なようにシステム化を行います。
・エコ診断…家庭で使用中の冷蔵庫やテレビ、洗濯機、電子レンジなどの家電製品を最新の省エネタイ
プ家電に切り替えた場合、どれくらいの環境貢献が可能で、電気代などが節約できるかを個別に診断
するサービスです。
・エコモニター…電気・ガス・水道などオフィスや家庭で使用したエネルギー量を、環境データとして一元
収集・管理してわかりやすく提供し、診断の上、削減策を提案するサービスです。
コーポレート広報部