ネットセキュリティ 2026年08月19日

第459回 SNSリアルタイム投稿のリスク

「今」を投稿することで危険をまねく可能性

【ココに注意!個人特定(身バレ)】
制服、通勤・通学ルート、駅名、窓からの景色、持ち物に映り込んだロゴや反射などのわずかな情報から、住所や勤務先、学校などが特定されるリスクがあります。

【ココに注意!ストーカー被害・待ち伏せ】
位置情報(GPS)タグや現在地を示す投稿から居場所や行動パターンなどが読まれ、待ち伏せやつきまとい被害につながることがあります。

【ココに注意!空き巣被害】
ターゲットの下見や不在確認の手段として、SNSを悪用するケースが確認されています。
特に、長期間不在にする旅行についての投稿は要注意です。

ほかにも、その場の勢いや感情のまま発信した内容が拡散され、炎上や意図しない情報拡散などのトラブルにつながるケースもあります。

SNSに「今この瞬間」のことをその場で投稿すると、思わぬリスクにつながるおそれがあります。
リアルタイム投稿は重大なトラブルに発展する危険性があることを忘れないでください。

ストーリー投稿のリスク

一定時間後に投稿が消えるいわゆる「ストーリー」機能。
投稿が消えるからと言っても、それで安心とは限りません。

通常の投稿よりも気軽に日常のワンシーンなどを共有するツールとして活用されていますが注意が必要です。

居合わせた人の顔や、所属する会社・学校が特定できる背景、機密情報などが映り込んでいませんか?
意図せず映り込んでいたことで、自分だけでなく周囲の人のプライバシーや重要な情報を漏らしてしまうおそれがあります。

公開されている間にスクリーンショットや画面録画などで保存されれば、ストーリーが消えたあとも情報は残り続けます。

「消える投稿」ではなく、「誰かに保存される可能性がある情報」と考えて、通常の投稿と同じように慎重に扱いましょう。

リアルタイム投稿は「しない」が基本!

SNSを安全に楽しむためには、できるだけリアルタイムでの投稿を避けることが基本です。
旅行やイベントの写真はその場ですぐに投稿せず、その場を離れてから、できれば帰宅後に投稿するようにしましょう。
タイムリーに投稿する場合は、誰と共有するのかを慎重に判断してください。

あわせて、次のような対策を心掛けてください。

・SNSアプリの位置情報を「OFF」にする
・投稿の公開範囲を必要以上に広げない
・写真や動画の背景、反射、周囲の音などに個人の情報が含まれていないか確認する
・他人の顔や個人情報が映っている場合は、トリミングやぼかしなどで加工する
・感情的になっているときは投稿せず、少し時間を置く

位置情報をOFFにしていれば安心というわけではありません。
AI技術の進歩により、写真だけでなく、動画の音声や人の顔など、さまざまな情報を高精度に解析できるようになっています。

たとえば、写真の背景に小さく映り込んだ看板や標識、建物、街並みなど、動画に入った人の声や周囲の音、小さく映った人の顔でさえ、場所や個人を特定する手がかりになりかねません。

自分では気にも留めないような小さな情報が危険に直結している可能性があります。
SNSに投稿するときは、これまで以上に写真や動画の扱いに気を配りましょう。

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SNSは、楽しい出来事や思い出を気軽に共有できる便利なツールです。
しかし、一度公開した投稿は削除しても保存や拡散をされ、「デジタルタトゥー」として残り続ける可能性があります。

だからこそ、投稿ボタンを押す前に「ひと呼吸」。
「これ、本当に公開しても大丈夫かな?」と、丁寧に確認することを忘れないでくださいね。


【あわせて読みたい!関連コラム】
第407回 旅行中のSNS投稿に注意しましょう
第340回 女性が気をつけたいSNS投稿の安全ポイント

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<制作>
セコム・女性の安全委員会

2007年発足、セコムの女性メンバーで構成。
「安全のプロとしての視点」と「女性としての視点」を活かし、年齢やライフスタイルを問わず、
すべての女性の安全にかかわる啓発活動を行っています。
一人でも多くの女性に、防犯・防災を"自分ごと"として捉え、対策に取り組んでほしいとの想いで
本サイトやセコム公式X、Facebookなどを通じて情報発信しているほか、
企業や学校向けに「女性のための防犯セミナー」を展開しています。

セコム・女性の安全委員会

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 TEL:03-5775-8210/E-mail:media@secom.co.jp

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