第320回 ネット通販女子はご用心!ネットショッピングのリスクと注意点まとめ
新型コロナウイルス感染症拡大にともない、「ショッピングもオンラインを利用することが増えた」という方も多いのではないでしょうか。
いまやオンラインショップで買えないものはないといっても過言ではないくらい、あらゆる商品が手に入るようになりました。
いつでもどこでも好きなときに買い物ができる、重い荷物を持ち運ばなくてもいいなど、ネットショッピングにはさまざまな利点があります。
一方で、対面ではないために思わぬトラブルに巻き込まれることも。
ネットショッピングの利用者が増えている現在、消費者トラブルが増加傾向にあることが報じられています。
そこで今回は、安全にネットショッピングを楽しむために、注意すべきポイントをまとめます。
2020.11.2更新
新型コロナウイルス感染症拡大にともない、「ショッピングもオンラインを利用することが増えた」という方も多いのではないでしょうか。
いまやオンラインショップで買えないものはないといっても過言ではないくらい、あらゆる商品が手に入るようになりました。
いつでもどこでも好きなときに買い物ができる、重い荷物を持ち運ばなくてもいいなど、ネットショッピングにはさまざまな利点があります。
一方で、対面ではないために思わぬトラブルに巻き込まれることも。
ネットショッピングの利用者が増えている現在、消費者トラブルが増加傾向にあることが報じられています。
そこで今回は、安全にネットショッピングを楽しむために、注意すべきポイントをまとめます。
ここをチェック!オンラインショップを利用する前に
ネットショッピングができるオンラインショップは多数あり、「どこで買うか」の選択肢が広いのも魅力。
値段や送料、配送までの期間など、ネット上で比較しながらオンラインショップをセレクトしているのではないでしょうか。
安心して商品を手に入れるために、オンラインショップ選びでは以下のようなポイントもチェックしておきましょう。
□ 信頼できるサイトを選ぶ
商品を販売する会社として信頼できるかどうかは重要なポイント。
大手メーカーの直販サイトや有名な通販サイトなら、商品取引のための規則などもしっかり整備されていると思います。
初めて名前を聞くような店舗を利用する場合は慎重になったほうがいいでしょう。
口コミなどもチェックして、お店の対応や信頼度を確かめてください。
□ なりすましECサイト(偽サイト)に注意
大手の通販サイトなどになりすました本物そっくりのWEBサイトが存在します。
偽サイトにログインIDやパスワード、クレジットカードの情報などを入力することで個人情報が盗まれる被害なども横行していますので注意してください。
【信頼できるオンラインショップを見極めるには?】
□ サイトに記載されている所在地や電話番号が実在するかを確認
住所に地番がない、E-mailアドレスしか記載されていないなど、怪しいと感じるサイトでの買い物は避けましょう。
□ サイトの文章やURLに不審な点がないか確認する
記載されている文章が日本語としておかしい、サイトのURLが「https://」になっていないなど、怪しい点があれば購入しないでください。
サイトの文章だけではなく、注文後のメールにも不自然な日本語表現がないかもチェックしましょう。
□ 通信が暗号化されているかをチェック
ブラウザに鍵マークが表示されているなど、個人情報の取り扱いが適切かどうか確認しましょう。
□ 利用規約は必ず確認
利用規約とは、サイトを利用する上でのルールのこと。
売買契約の概要や、個人情報の取り扱いなど、オンライン上の商取引に関わる大切な情報が記載されています。
サイトの利用者は規約に同意しているとみなされますので、おかしい点や不利益がないかを確認してください。
□ 配送や支払いについての情報を確認
配送方法や支払い方法などのも確認しておくといいでしょう。
支払い方法が銀行振込しかなく、クレジットカードが使用できないなど限定されている会社は、避けたほうが安心です。
オンラインショップで購入する際に注意したいこと
オンラインショップでは、住所や氏名をはじめとする個人情報の入力が欠かせません。 たとえ信頼できるショップでも、個人情報をネット上で扱うことはリスクをともないます。
安全に利用するために、次のようなことに注意しましょう。
□ パスワードをブラウザに記憶させない
パスワードが必要なサイトでは、面倒でも毎回ログイン・ログアウトすることを習慣にしてください。
自宅でもパソコンを盗まれたり、スマートフォンを落としたりしたら、残っている情報が悪用される可能性があります。
□ パスワードは使いまわさない
同じバスワードを使用している場合、パスワードが流出するとさまざまなアプリやサイトに勝手にログインされ、悪用される可能性があります。
複数のオンラインショップで同じパスワードを使っている方は、早めに変更しましょう。
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カフェや電車内など、人目がある場所でクレジットカード情報の入力はしないようにしましょう。
また、公共のWi-Fi経由でパスワードやクレジットカード情報が抜き取られる被害も起きていますので、できれば決済は自宅で行うのが安心です。
もしもトラブルに巻き込まれたら?
商品が届かない、不良品の交換に応じないなど、ネットショッピングでのトラブルは多数報告されています。
もしもトラブルに巻き込まれたときは、たとえ決済後でも、泣き寝入りしないことが大切。 同じ被害が拡大するのを防ぐためにも、専門機関に連絡しましょう。
地元の警察、各地の消費生活センター、消費者ホットライン「188(いやや)」など、無料で相談できるところで聞いてもらうといいでしょう。
また、オンラインショッピングでクレジットカードを利用している方は、月々の明細も必ず確認してください。
購入したものの金額と明細があっているか、身に覚えのない買い物の請求が来ていないかなど、きちんとチェックしましょう。なお、不審な点をみかけたら、速やかにカード会社に連絡し調べてもらうこと。
気づかないうちに自分のクレジットカードが利用されていた...という被害も起きています。他人事だと思わず、商品が届いた後まで確認することが肝心です。
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ネットショッピングは、実物を見て納得し、その場で購入するリアル店舗での買い物とは異なります。
トラブルが起こりうる買い物方法であることを意識して、面倒がらずに、ひとつひとつ安全であること確認しながら購入すること。 自己防衛ができるネット通販女子を目指し、ネットショッピングを楽しんでくださいね!
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