第66回 要注意!置き引きとスリの危険は“ちょっとした油断“から
こんにちは。最近いろんなダイエット方法がありますが、気になるのが機能シューズ。歩くだけでカロリーを消費してくれるという、うれしい優れもの。靴底にバランスボールのような機能がついているものや、砂浜を歩く程度の負荷がかかるもの、さらに、体のバランスを正しくして骨盤矯正してくれるものなど、目的別で選べるほど種類が増えています。スニーカータイプのみならず、パンプスタイプも登場したので、ますます選べる幅が広がっています。毎日の通勤がエクササイズに。これで、食欲の秋も安心?
2011.10.17更新
今回のテーマは「置き引き」と「スリ」について。「置き引き」や「スリ」は、海外旅行に行くと特に注意をするという人も多いようですが、"日本国内であれば大丈夫"、と安心していませんか?
1日に約126件も発生している「置き引き」
「ひったくり」の被害が年間約14,000件発生しているのに対し、「スリ」は約6,000件、「置き引き」は約46,000件発生しています。46,000件というのは、1日に約126件もの被害が起きている計算になります(2010年警察庁調べ)。
置き引きやスリは、うっかりしているときや、荷物から少し目を離したスキに被害に遭うことが多く、いつ被害に遭ったのかわからないこともあります。そのため犯人を捕まえることが難しく、盗られたものが返ってこないことも多くあります。ですから、油断は禁物なのです。
置き引きやスリで二次被害も
下の数字からもわかるように、置き引きやスリでバッグやお財布などを盗られてしまうと、現金の被害だけでなく、キャッシュカードなど一緒に入っていた貴重品も被害に遭ってしまいます。
- ●置き引き
・キャッシュカードも盗られたケース 33%
・クレジットカードも盗られたケース 19% - ●スリ
・キャッシュカードも盗られたケース 51%
・クレジットカードも盗られたケース 41%
高い割合で、キャッシュカードやクレジットカードが盗まれているのがわかりますね。カードは不正使用されると被害が拡大しますし、免許証など個人情報がわかるものや、自宅のカギなどを一緒に盗まれると、自宅にまで被害が及ぶ危険性もあるので注意が必要です。
置き引きとスリを防ぐ心がけを
置き引きやスリの被害に遭わないように、対策ポイントをご紹介しましょう。
●置き引き対策
- 駅構内や空港の待合室などでは・・・
不特定多数の人が集まり、注意散漫になりがち。旅行などで荷物がたくさんあっても目を離さないようにしましょう。できるだけ荷物をまとめるのもオススメ。 - 電車内では・・・
網棚に置いた荷物は、目が届きにくいので要注意。網棚に荷物を置くときは、こまめに確認しましょう。 - レストランや映画館では・・・
荷物を置いたまま席を離れない。秋冬は、ジャケットやコートのポケットの中も注意しましょう。
友人と一緒にいるからと油断せず、自分の荷物は、しっかり自分自身で管理するようにしましょう。特に、友人たちとおしゃべりに夢中になっているときや、携帯電話に気をとられているときに狙われるので注意してください。
●スリ対策
電車や駅構内、エレベーターやエスカレーター、テーマパークやデパートのセール売場など、人が混み合う場所では特に警戒しましょう。バッグの口は閉じて、前に抱えるように持ち、外から中身が見えるようなバッグは、極力避けましょう。防犯女子のバッグでご紹介しているので、参考にしてください。
これからの季節は、ジャケットやコートのポケットに、ついお財布やカードケース、携帯電話、カギなどを入れてしまいがち。気づかないうちに盗られることのないよう注意しましょう。
キャッシュカードやクレジットカードなどが盗難に遭った場合に備えて、カード会社の緊急連絡先を控えておくと、すぐにサービスをストップでき、第3者の不正使用を防ぐことができます。また、携帯電話も不正使用できないように、パスワードでロックをかけておくと安心ですね。被害に遭わないことが第一ですが、被害に遭ってしまった時も、被害が最小限にできるように普段から心がけてくださいね。
"ちょっとした油断"が招く、「置き引き」や「スリ」の被害。大切な荷物や個人情報が盗まれてしまい、取り返しがつかなくなることも・・・・。自分の所持品は自分でしっかり管理することが大切!どんなときでもしっかり"防犯対策"できる女性をめざしていきましょう!
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