第49回 防犯女子はどんなバッグを持ってる?
こんにちは。まだ梅雨の真っ只中だというのに、サマーセールの文字がちらほら。年々セールの時期が早くなっている気がします。いち早く、今シーズンのものがプライスダウンというのはうれしいですが、うっかり買いすぎてしまいそうなのが困りものですね。みなさんも、混雑するセールでのショッピングでは、スリや置き引きに十分注意をして、楽しく買い物をしてくださいね。
2011.6.20更新
夏は、カゴバッグだったり、カラフルなものだったり、バッグの種類が多くて、どれにしようか迷ってしまいます。女性にとって、バッグはファッションの一部。でも、貴重品をしまうものですから、防犯のことも考えて、バッグのデザインや中身の小物を工夫することも大切です。そこで今回は、今すぐできる"防犯バッグ"を、具体例とともにご紹介します。例えば、通勤時の満員電車の中で、人通りの少ない夜道で・・・あなたのバッグは大丈夫ですか?
オシャレOL・A子のバッグ
ファッションに敏感なオシャレOLのA子さん。何を選ぶにもデザイン重視のA子さんのバッグの中をちょっと見てみましょう。
まずは、バッグ。夏にぴったりのオシャレで涼しげなバッグですが、口が大きく開いていて、中身がすべて見えてしまいます。さらに、お財布や、定期入れ、携帯電話が、上のほうに入っています。これって、自分自身が取り出しやすいためですが、スリにとっても狙いやすいのです。 また、電車の定期券が外から見えていて、勤務地や自宅の最寄り駅が丸見え。住んでいる場所や勤務地も大切な個人情報です。特に女性のひとり暮らしの場合、気付かないうちにこうした情報が漏れるのは心配ですね。
バッグを選ぶ時には、ファスナーやマグネットで口が閉まるタイプのものが安心です。A子さんのようなバッグを持つ際には、貴重品は奥にしまい、荷物の上に大きめのハンカチやストールなどを載せて、中身が見えないようにしましょう。
<こんなバッグは要注意>
- ファスナーがついていないバッグは中身が丸見え
- お財布、定期入れ、携帯、カギが丸見えで簡単に盗られてしまう
- 乗車区間が周囲に見えやすい定期入れ
"防犯女子"、ステキOL・B子のバッグ
危機管理意識が高いOLのB子さん。オシャレにも敏感だけど、何かあったときの備えもばっちりのステキOL・B子さんのバッグの中身を拝見。
しっかりとファスナーで口が閉まるバッグ。すぐに目につくのが、外から見える場所につけた防犯ブザー。外からひと目で見えることによって、周囲にも防犯意識が高いことをアピールできます。
また、お財布をなくしたときや災害時・急病時に困らないよう、緊急連絡先を化粧ポーチなど、貴重品とは違うところに入れておくことも大切です。連絡先などをお財布に入れておくと、お財布と一緒にカード会社の電話番号などもなくなってしまうので、せっかくの連絡先のメモが使えないということに。
また、いつ・どこで起こるかわからない災害に備えて、飲料水、飴、ホイッスルを携帯しています。災害時は、食糧が十分に確保された安全な場所へすぐに避難できるとは限りません。普段からこうしたものを持ち歩いていれば、いざというときに喉を潤したり、助けを呼んだりするのに役立ちます。
定期入れは、周囲から最寄り駅が見えないタイプになっていますね。もちろん、携帯電話は紛失した場合に備えて、常にロック。
貴重品や小物も、ファスナーがついたポケットにキチンと整理することもでき、防犯・防災対策ばっちりのバッグです。
<"防犯女子"のバッグはここがポイント>
- 周囲から見える場所につけた防犯ブザー
- 緊急連絡先は、お財布とは別のバッグインバッグに
- 災害時に備えて、水・飴・ホイッスル
- ロックされた携帯電話
- 最寄り駅が周囲から見えない定期入れ
あなたのバッグはどちらのタイプでしたか?暑い夏はついつい気が緩みがちに。毎日の通勤をより安全にするためにも、持ち歩くバッグを見直してみてください。オシャレで防犯対策バッチリの、"防犯女子"をめざしていきましょう!
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