防犯 2026年01月21日

第444回 無施錠とわいせつ犯罪のリスク

在宅時の無施錠がまねく住居侵入とわいせつ事案の実態

窃盗目的で侵入してきた犯人との鉢合わせをきっかけに、わいせつ被害に遭うケースは少なくありません。性犯罪を目的に侵入を試みられることもあるので対策が必要です。

典型的な手口のひとつが「無施錠」箇所からの侵入―施錠されていない玄関や窓から部屋に入り込み犯行に及ぶものです。

施錠されているか無施錠かを屋外から見て判断するのは難しいと思うかもしれませんが、住宅への侵入を図る者はドアノブをまわしたり、窓に触れたりするなどして施錠の有無を確認するとされます。

無施錠が確認されれば侵入することは容易です。
「うちは取られるものがないから大丈夫」という声をよく聞きますが、無施錠箇所があると、空き巣被害だけでなく、性被害のリスクがあることを忘れないでください。

無施錠が起きやすいのは、どんな場面?

無施錠は日常的な習慣や油断によって生じると言っても過言ではありません。

たとえば、
・ゴミ出しや郵便物の回収など、短時間だからと玄関の鍵をかけない
・オートロックがあるから心配ないだろうと、在宅中は玄関を施錠していない
・就寝前に、ベランダや小窓などの施錠を忘れる
・換気のために窓を開けたまま、目の届かない部屋に移動する

このようなちょっとした行動は、誰にでも心当たりがあるものではないでしょうか。
無施錠による住宅侵入の危険性をあらためて意識する必要があります。

在宅中のわいせつ被害を防ぐために見直したい「住まいの習慣」

住居侵入を防ぐため、まずは無施錠の状態をつくらないことを習慣化しましょう。

基本として意識したいポイントは次の通りです。
・在宅中は玄関と窓を必ず施錠する。就寝中は特に要注意
・短時間の外出でも必ず施錠する
・ベランダや小窓は、補助錠を併用する
・外出前だけでなく、帰宅後や就寝前の施錠確認を習慣化する

在宅中、不審な物音や気配を感じた場合は、無理に確認しに行かないことも大切です。
侵入者と対面することは非常に危険。わいせつ被害以外にもさまざまリスクが考えられます。
まずは安全な場所に移動してから警察に通報するようにしましょう。

玄関ドアを開けさせて侵入する押し込みにも注意

宅配業者や配達員を装って住宅に侵入するケースも確認されています。
荷物の配達を待っていたり、来客の予定があったりすると警戒心が薄れる可能性は否定できません。玄関先でのやり取りをきっかけに力づくで室内に入られてしまうケースもあります。

ドアを開けずインターホン越しに対応するか、ドアガードやチェーンを締めて対応する、置き配を利用するなどの用心が必要です。

* * * * * * * * *

「在宅中だから大丈夫」
「オートロックがあるから大丈夫」

そのような油断は非常に危険。確実に施錠する習慣をつけることで自分の身を守ることができます。


【あわせて読みたい!関連コラム】
第376回 ひとり暮らしの女性は注意!押し込み強盗にあわないために
第378回 施錠は防犯の基本

* * * * * * * * *

<制作>
セコム・女性の安全委員会

2007年発足、セコムの女性メンバーで構成。
「安全のプロとしての視点」と「女性としての視点」を活かし、年齢やライフスタイルを問わず、
すべての女性の安全にかかわる啓発活動を行っています。
一人でも多くの女性に、防犯・防災を"自分ごと"として捉え、対策に取り組んでほしいとの想いで
本サイトやセコム公式X、Facebookなどを通じて情報発信しているほか、
企業や学校向けに「女性のための防犯セミナー」を展開しています。

セコム・女性の安全委員会

【取材などのお問い合わせ】
 セコム㈱コーポレート広報部
 TEL:03-5775-8210/E-mail:media@secom.co.jp

* * * * * * * * *

<お知らせ>

企業、学校などに向けた「女性のための防犯セミナー」を無料で開催しています!
女性がねらわれやすい犯罪の対策やSNS利用時の注意点などを、セコムの女性社員がレクチャーします。詳しくはこちら。
セコムの女性社員が伝える「女性のための防犯セミナー」

SNSシェア
関連するカテゴリーを見る
マンション
不審者
住宅侵入
訪問者対応