第204回 【新生活あんしん特集3】玄関まわりの防犯対策
こんにちは。熊本地震で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
今週末から連休ですが、人によっては、有給休暇などの利用で10連休とも言われる今年のゴールデンウィーク。安全な連休にできるように、防犯女子として防犯対策を行いましょう。
2016.04.27更新
新生活の時季にあわせた【新生活あんしん特集】も今回で最後となります。
3回目となる今回は、玄関ドアの防犯対策。防犯グッズを有効活用して、さっそく対策を行いましょう。
玄関ドアの防犯対策
女性1人でも簡単に取り付けられる市販の防犯グッズもたくさん用意されています。新居に合ったものを早速取り付けて玄関ドアの防犯対策を強化しましょう。
1:ドアスコープには目隠しを施す
来訪者を確認するドアスコープは便利で安心ですが、タイプによっては、外からも家の中が見えてしまう場合があります。家の中をのぞかれてしまうと、玄関やお部屋の様子から「女性の1人暮らし」を悟られてしまう危険性も。ドアスコープを使用するとき以外は外から部屋の中を覗かれないように、テープやマグネットなどで目隠しをするようにしましょう。ドアに郵便受けがついている場合も、同様に中が見えない工夫が大切です。
2:ドアはダブルロックに
侵入されにくい家づくりがとても大切ですが、基本は、1つのドアや窓に2つ以上のカギを設置し、施錠する「ダブルロック」。在宅中は、ドアの鍵のほかに、補助錠として、「ドアガード」や「ドアチェーン」を使用してください。
3:ガードプレートでこじ開け防止
ドアと壁の隙間などにバールを差し込み、強引にこじ開ける「ドア錠破り」。
「ドア錠破り」を防止するには、ドア枠とドアのすき間をふさぐためのステンレス製のプレート「ガードプレート」の設置がオススメです。新居のドアに合ったガードプレートを設置しましょう。
4:ホームセキュリティを利用する
センサー類が異常を感知するとセコムへ通報し、緊急対処員が急行する「セコム・ホームセキュリティ」。また、在宅時に「怖い!」と感じたときは非常ボタンを押すと、安全のプロが駆けつけてくれるので、1人暮らしの女性には特にオススメです。
今回は、玄関まわりの防犯対策をご紹介しました。新生活がはじまった今、もう一度、防犯対策を見直してみましょう。また、せっかく防犯対策をしても、ドアや窓の鍵をかけ忘れて出かけたり、在宅中に来訪者があった際に、事前に確認をせずにドアを開けてしまったら台無しです。ゴミ出しなど、短時間の外出でもしっかり施錠し、来訪者があった際は、インターホンなどで用を確認し、「ドアガード」や「ドアチェーン」をつけたまま対応を行うなど、在宅時も気を引き締めて毎日を送れる「防犯女子」を目指してくださいね。
- 関連するカテゴリーを見る
- 住宅侵入