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あんしんコラム

まずは身近にできる対策から。「働く女性の安全委員会」のメンバーが対策をご紹介します。

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第248回 【インタビュー】世界の女性に聞く"私の国の"防犯対策! パートⅠ

明けましておめでとうございます。皆さんは、どのような年末年始を過ごされましたか?私は実家でのんびり、家族とともに過ごし心も体もリフレッシュできました。
さて、2018年最初のコラムでは、海外で生まれ育ち、現在は日本に住む女性にインタビューを実施!日本と海外の「女性の防犯」に対する意識の違いや防犯対策についてお話を聞きました。

2018.1.10更新

フィジー、オーストラリア、フランス、それぞれ違う国で生まれ育った女性3名に「働く女性の安全委員会」メンバーが行った今回のインタビュー。その防犯意識の高さに驚かされました!

お話を伺った方
写真:ロレーナ・ドレさん(左)オリビア・トーマスさん(中央)メグ・リンデルさん(右)

ロレーナ・ドレさん(左)
スイス出身、フランス育ち。ご両親が営むワイナリーで育った経験を持つ。自然大好き、日本食大好きな1児のママ。

オリビア・トーマスさん(中央)
フィジー出身。文部科学省の国費外国人留学生制度により日本の大学に留学。現在は3児のママとして忙しい毎日を送る。

メグ・リンデルさん(右)
オーストラリア出身。オーストラリアでは歯科医師として勤務。趣味はデコレーションケーキ作りで、その腕はプロ並み!

世界各国女子に聞く!日本に来て驚いたことは?

Q
日本に来て、防犯の面で驚いたことはありますか?
A
オリビア:カフェやレストランで、バッグを置いて席を取っているようすを見た時はびっくりしましたね。ストールやスマートフォンも置いてあったりして・・・。フィジーだったら、すぐに盗まれてしまいます。
メグ:夜遅くに女性が一人で出歩いていることです。私の出身地、オーストラリアの東海岸にあるゴールドコーストは、市街地からほんの10分車を走らせたらサイドに茂みが広がる田舎道です。茂みの近くには不審者がいる可能性があるので、たとえ日中であっても一人では行きませんね。
画像
ロレーナ:お財布を手に持ったり、スーパーのカゴの中に入れてお買い物をしている人!スリなどの危険があるので、フランスでは絶対にしません。 そして、口の空いたバッグを持っている人が多いことにも驚きましたね。フランスでもトートバッグのようなバッグは売っていますが、街では持っている人をあまり見かけません。みんな、しっかり口が閉じるタイプのバッグを持っていることが多いです。
「スーパーのカゴにお財布を入れている人を見たときはびっくり!」とロレーナさん

「スーパーのカゴにお財布を入れている人を見たときはびっくり!」とロレーナさん

Q
なるほど、いろいろ驚かれたことがあるんですね。日本女性としては耳が痛い方もいると思います。ところで、皆さんの国では、夜間に女性は出歩かないのですか?
A
メグ:出歩きませんね。深夜はもちろんですが、私は、午後7時か8時くらいになったら一人で出歩きません。仕事はいつも午後5時くらいに終わるので良いのですが、いつもより遅くなった時は、必ず二人以上で帰るよう会社から指示されていました。
ロレーナ:フランスでも同じ、夜間に女性は出歩きません。パリに住んでいた時、夜に一人で自宅アパートからほんの1、2分の場所まで出かけたことがあります。その時数人の男性が近寄って来て、言い寄られたことがあるんです。幸い何も被害には遭いませんでしたが、それ以来、より強く「夜間は絶対に出歩かない」と心に決めました。
オリビア:フィジーでは、たとえ男性と一緒にいても夜は出歩きませんね。犯罪者がグループで襲ってくることもありますから、たとえ私の夫(ラグビー選手)と一緒だったとしても、夜間は出歩きません!危険過ぎるんです。

フィジーではバッグを持たない?!外出時の防犯対策いろいろ

Q
外出時の防犯対策はどうしていますか?
A
ロレーナ:どうしても夜間に一人で外を歩かなければならない時は、常に周囲を警戒しながら足早に歩きます。何かあった時のために、スマートフォンを手に持っていますね。そして、夜に限らずバッグはしっかり前に抱えて持つか、斜め掛けにするようにしています。
オリビア:フィジーでは、バッグを持っていることは「私は金目の物を持っています」と周囲に示すようなものなので、バッグは持ちません!お財布などは、周りから見えないよう身体に身に着けています。日本の女性はとってもおしゃれで、すてきなバッグを持っていますよね。でも、それと同じことをフィジーでしたら大変です。すぐにターゲットになってしまうでしょう。
「フィジーではバッグを持たないようにします」とオリビアさん(右)

「フィジーではバッグを持たないように
します」とオリビアさん(右)

メグ:治安の悪い国へ旅行に行った時は、髪の毛をまとめて、帽子の中に隠すようにしていました。「外国人観光客である、女性である」ということを周囲に示さないように気をつけています。それから、スリなどに狙われないように、イヤホンをしたり、スマートフォンを操作したりしながら歩かないようにしています。
Q
皆さんのお話を聞いていると、「女性の一人歩きであることを示さない」「金品を持っていることを示さない」というように、「示さない」ということがポイントのようですね。
A
オリビア:その通りです。日本の女性はとてもかわいくて、おしゃれで、魅力的です。でも、日本の女性のようにすてきなバッグを持っていたり、夜間に女性が一人で歩いていたら"ターゲットである"と周囲に示しているようなものです。「示さない」ということは、「ターゲットにされない」ということにつながると思います

"日本の常識は世界の非常識"という表現がありますが、防犯対策もまさにそう。日本では多くの人が当たり前にしていることが、ほかの国では犯罪の恰好の犯罪のターゲットとなってしまう行動のようです。次回は「パートⅡ」として、痴漢や防犯意識の捉え方についてお送りします。

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