第214回 防犯カン違い Part8~夜道の防犯対策~
こんにちは。少しずつ秋を感じる季節になりましたね。これから10月中旬になると地域によっては紅葉が少しずつはじまり、31日にはハロウィンと楽しいイベントがたくさん続きます。秋は季節の変わり目で体調を崩しやすい時季でもあるので、体調に気を付けながらさまざまなイベントを楽しみたいですね。
2016.09.21更新
防犯対策を始めて、「これで安心!」と思っていても、自分では正しいと思って行っている防犯対策が実は間違っていたということもあるかもしれません。みなさんの防犯対策はカン違いしていないかチェックしてくださいね。
夜道での防犯対策
夜道は怖いから特に気をつけているという方も多いと思いますが、こんなカン違いしていませんか?
正しく防犯対策できているのか再度チェックしてみましょう。
■夜道は怖いから、すぐ帰れる家までの最短ルートを選んで歩いて帰れば安全!?
最短ルートであれば、その分、危険に遭遇する確率も少ないと思いがちですが、これはカン違いです。最短であっても、暗くて人気のない道は危険です。たとえ多少遠回りになっても、明るくて人通りが多い道を選ぶことが大切です。また、帰りが遅くなるときは、タクシーを利用したり、家族に迎えに来てもらったりするようにしましょう。
■大切に防犯ブザーをバッグの中に入れて携帯したから安心!?
防犯ブザーを携帯していても、バッグの中にあってはすぐに鳴らせないので、これもカン違いです。防犯ブザーは、万が一の時、周囲に危険を知らせたり、怖くて声が出ないときに自分の声代わりになってくれる防犯グッズなので、バッグの外側につけ、いつでも使えるようにしておきましょう。また、防犯ブザーを周囲から見えるようにつけることで、外出時の自分自身へのリマインドと、周りにも防犯意識が高いことをアピールでき、不審者を寄せつけないための対策としても重要です。
■怖いときは、音楽を聴いたり、電話で話したりしながら帰れば安心!?
音楽などを聴いたり、誰かと話しながら帰れば怖くなくて安心と思っていませんか?これもカン違いです。「ながら歩き」は、周囲の変化や迫ってくる危険に気づきにくく、大変危険です。また、たとえ携帯電話で話していても、万が一の時、通話相手はすぐに助けに来ることができません。ながら歩きはやめ、周囲の状況に目を配り、たまには後ろを振り返るなど不審者がまわりにいないか注意を払うことが大切です。過去のコラムでも「ながら歩き」の危険性についての検証を行っているので、参考にしてみてくださいね。
みなさんの夜道の防犯対策は、正しくできていましたか。
「カン違いしていた」という人は、すぐに改善しましょう。特にこれからの季節は日が短くなるため、夜暗くなる前に帰宅するなど、時間管理もできる「防犯女子」になりましょう。
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