セキュリティのセコム -防犯・警備を徹底サポート-

独自の視点の安全コラム 月水金フラッシュニュース

SECOM 信頼される安心を、社会へ

世の中の「安全・安心」に関わるテーマを取り上げ、情報を発信。セコム独自の視点で展開する安全情報コラム

ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > この5年で増えつつある来日外国人犯罪は?


水曜コラム データから読む

セキュリティ・防犯コラム「月水金フラッシュニュース」TOP

水曜コラム データから読む

この5年で増えつつある来日外国人犯罪は?

 警察庁が発表した「来日外国人犯罪の検挙状況」によると、2015年の来日外国人による刑法犯検挙件数は9417件となっています。また、刑法犯のうち最も多くを占めるのは窃盗犯の6303件で、その割合は66.9%となっています。
 さらに、そのうちの半数を万引きが占める状況となっています。ほとんどの犯罪で減少傾向が続いていますが、今回は窃盗犯についてみてみます。

 件数の増減トレンドをみるために、直近5年間の件数をもとに、1年あたりの増加率を図にしてみました。それをみると、窃盗犯は年8.1%の減少となっています。空き巣などの侵入盗は、さらに減少率が大きく、年15.5%となっています。
 最も大きく変化したのは部品ねらいで、2010年には1000件を超えていたものが、2015年には188件となり、年22.4%も減少しています。一方、増加傾向となっているものもあります。自動車盗や万引きです。自動車盗は年6.3%の増加、万引きは年2.4%の増加となっています。

 国籍別にみると、自動車盗検挙件数が多い順に、ブラジル、ベトナム、スリランカとなっています。万引きが多いのがベトナム、中国、韓国となっています。この傾向は昨年の統計と全く同じとなっています。
 年間の来日外国人旅行者数がおよそ2000万人となり、今後も増えているものと思われます。特に、万引きは刑法犯全体の3割ほどを占め、繁華街への外出時などは、より一層注意していただきたいと思います。


【参考情報】
データから読む「1万件を切った来日外国人犯罪」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


来日外国人犯罪の増加率(警察庁)
(2010〜2015年の1年あたりの
増加率、件数は2015年の検挙件数)

月水金フラッシュニュース バックナンバー

バックナンバー記事一覧

月水金フラッシュニュース バックナンバー一覧


役立つ生活情報ハウス セコム安心マガジン
  • おとなの安心倶楽部
  • 子どもの安全ブログ
  • 女性のためのあんしんライフnavi
  • あんしん介護のススメ
  • セコム防犯ブログ
  • facebook「セコムタウン」
  • twitterでフォローしてください
  • YouTube セコム公式チャンネル「SECOM TV」

関連サービスのご案内

  • セコム・ホームセキュリティ
  • セコム・ホームサービス
  • 携帯するセキュリティ ココセコム
セコム安心マガジン
セコム公式 セコムタウン
セコム公式 SECOMjp
セコム公式 SECOMTV


月水金フラッシュニュース・バックナンバー TOPへ