第29回 アヴリル・ラヴィーン世界最速試聴会をセコムが守る
こんにちは。1月24日(月)午後6時、東京都渋谷区にあるセコム本社ビル内のセコムホールで、世界的な女性ロックシンガー、アヴリル・ラヴィーンさんのニューアルバム「グッバイ・ララバイ(Goodbye Lullaby)」の世界最速試聴会が開催されました。
音楽はときに元気をくれたり気分転換になったりしますよね。でも、音楽を聴きながら人気の少ない道や夜道を歩くことはとってもキケン!外を歩くときは避けてくださいね。
2011.1.31更新
今回開催されたニューアルバム試聴会は、3月4日の発売に先駆けて、貴重な音源が世界最速で披露されるということで、セコムの全面協力のもと、会場は厳重な警備体制が敷かれました。会場の警備計画から当日の厳戒体制まで、セコムのノウハウが詰まったものとなりました。
最新のセキュリティシステムとプロの目が光る
試聴会のために来日した |
アヴリル・ラヴィーンさんは、10年前に16歳でデビュー。過去3枚のアルバムは全世界で4000万枚を売り上げた大スターです。日本でも洋楽史上、前人未踏、デビューから3枚連続でミリオン・セールスの快挙を成し遂げているんですよ!
そんな世界が注目するミュージシャンの世界最速試聴会。アヴリル・ラヴィーンさん本人が登場し、発売前の貴重な音源が世界で初めて試聴できることから、参加者は抽選に当選したファンの方、報道関係者、音楽関係者に限定されました。
そのため、万全な警備体制をつくることが必須でした。そこで、イベント主催者の(株)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから、厳戒体制を敷くため、ぜひセコムに協力して欲しいとのお話をいただき、協力することになったものです。
試聴会開催が決まってからは、セキュリティのスペシャリストが集まり、どのようなセキュリティが必要か、と検討を重ねた結果、1)現在開発中の最新のセキュリティシステム「ウォークスルー顔認証システム」、2)屋外巡回監視ロボット「セコムロボットX」、3)常駐警備、4)金属探知機検査を中心とした厳重なセキュリティを提供することに。
最新のセキュリティシステム |
当日は、セコム本社ビルのエントランスや会場内に常駐警備員が配置され、不審な行動をとる人物がいないかと目を光らせていました。会場入り口には「ウォークスルー顔認証システム」で来場者の入退場を管理、そしてその横では「セコムロボットX」が不審人物の監視を行いました。
実は、試聴会の開催直前まで、混乱を避けるため、その会場が東京・原宿のセコム本社であることは伏せられてきました。
万全なセキュリティ体制のもと、大きな拍手でセコム本社の会場に迎えられたアヴリル・ラヴィーンさん。「こんなに近くでみなさんに会えてうれしい!」と、感激のコメントもありました。また、ファンの方から寄せられた質問に応えたり、ニューアルバムに込めた想いを語られました。
試聴会はもちろん、セコムが提供した「ウォークスルー顔認証システム」は、報道関係者の方も関心を寄せられ、当日夜の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)や翌朝の「めざましテレビ」(フジテレビ系)、スポーツ紙などでも大きく紹介され注目を集めました。
アヴリル・ラヴィーンの導線を事前に確認し安全確保
200名以上もの来場者が集まった会場を |
イベント当日、アヴリル・ラヴィーンさんのセキュリティ担当者から、「アヴリルが通る予定の通路や会場を事前に確認したい」との要請があったそうです。関係者で導線を確認していたものの、会場の図面だけではなく、その場所を自分の目と足で確かめることで、より高い安全性を確保しようと思われたのでしょう。
「場所や時間にとらわれず、いかなるときも危機感をもって行動する」ことは、アヴリル・ラヴィーンさんやスタッフの方々もよく認識しておられました。まったく知らない土地や場所での安全確認は難しいものですし、そのような場所を不用意に歩くのは返ってキケンかもしれません。その場合は、インターネットを使って危険地域情報を集めるものも良いでしょう。"私は大丈夫"という過信だけはしないでくださいね。
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