第83回 “あんしん一人暮らし“の住まい選び 〜防犯面に配慮された住まいを選ぼう〜
こんにちは。春休みの旅行の計画を立てるなら、そろそろですよね。社会人の方は、春に連休を取ることができない人も多いかもしれませんが、短期なら有給休暇をうまく利用してリフレッシュ!というのもいいかもしれませんね。
今日2月20日は"旅券の日"。1878年の今日、外務省が海外旅券規則を制定し、初めて旅券という用語が使用されたことにちなみ、1998年に制定されたそうです。2日もあれば海外旅行が楽しめる現在では、旅券(パスポート)は身近なものになりましたが、旅券という言葉が初めて使われた時には憧れのものだったのでしょうね。
2012.2.20更新
4月から入学、入社、転勤などで一人暮らしを始める方も多いことでしょう。ワクワクの一人暮らし!間取りやインテリアと夢は膨らみますが、その前に安心して暮らせるお部屋選びが大切。防犯面に配慮されているか、地域の安全面はどうかなど、後悔しない住まいを選びたいですよね。
今回は、女性なら気をつけたい、防犯面に配慮された"住まいの選び方"をご紹介します。
"お部屋選び"防犯面はココがポイント
いくつものお部屋から、新生活を想像しながら選ぶのは楽しいものですよね。いいなと思うお部屋が決まったら、契約する前に防犯面をチェックしましょう!決めたあとで不安にならないように、防犯面を実際に自分の目で見てチェックすることが大切です。また、不動産会社のスタッフが女性であれば、不動産のプロとしてだけでなく、女性目線でアドバイスしてもらえるので、より安心ですね。
住まいの防犯チェックポイント
1:侵入されやすい経路がないか
「1階は侵入されやすそう・・・」と、避ける方は多いと思います。しかし、2階以上のお部屋であっても油断は禁物。エアコンの室外機や配管、雨どいなどが足場となって侵入される危険性があるので、物件の周りにそういったものがないかチェックしましょう。
また、周囲から死角となる場所がないかも確認しましょう。
2:ベランダや窓が死角になっていないか
高層階であるほど、ベランダや窓が死角になりやすいので、注意が必要です。物件のまわりの道路を歩いて確認してみましょう。侵入者がいた場合、人目につきやすいかどうかを確認してください。侵入者が隠れやすい場所があればNGです。
3:不特定多数の出入りができないか
「オートロックだから安心」という過信は厳禁。敷地内や共有スペースに関係者以外の人が入りにくい環境かどうかを確認しましょう。オートロックでなくても、共有スペースに入るまでにカギを使って開けるドアがある、管理人さんがいるなどもチェックのポイントです。そして、管理人さんがいる場合は、管理人さんのいる曜日や時間帯も確認しておくとよいでしょう。
また、エントランスや駐車場、駐輪場に監視カメラが設置されているかも事前にチェックしましょう。
4:モニター付きインターホンや宅配ロッカーが設置されているか
モニター付きインターホンが設置されていれば、来訪者をあらかじめ確認できるので安心です。また、録画機能付きのインターホンであれば、不在時に来訪者があった場合、帰宅後に来訪者を確認できます。空き巣は家人の留守をインターホンで確認することもあるので、見覚えのない人が何度も来ているようであれば、警察に相談することもできますよね。
また、宅配ロッカーがあれば、手が離せないなどと伝え、ドアを開けずに荷物を受け取ることができるので、より便利で安心ですね。
5:防犯性の高いカギを設置しているかどうか
新居のカギはとても重要です。入居者が変わるごとに新しいカギに交換しているか、防犯性能の高いカギであるかを確認しましょう。以前の住人など誰がカギを持っているか分からない状況では安心できません。防犯性能の高いカギでない場合も、オーナーさんや不動産会社にカギの変更をお願いしてみてください。費用がかかる場合が多いですが、防犯性能の高いカギに変更したほうが安心です。
これから住むお部屋の環境を防犯面からしっかりチェックして、"あんしんの一人暮らし"をしたいですね。
特に初めて一人暮らしをされる方は、どんなところを重視して住まい選びをすれば良いかが分からないことが多いと思います。ご家族や、一人暮らしをしている友達、不動産会社の方にもアドバイスをもらって、ぜひ満足のいく新居を見つけてくださいね。