第70回 防犯カン違い Part4
こんにちは。
11月も半ばになると、年末の足音が聞こえ始めますね。気が早いでしょうか?そして、そろそろ来年の手帳を選ぶ時期でもありますよね!手帳もバリエーションがたくさんあって、選ぶ楽しみも。
昨今では"手帳術"なる記事などをよく見かけます。時間を上手に使い、より充実した日々を送りたいものです。人気のあるタイプの手帳は早めに完売してしまうことも。「そろそろショップをのぞいてみようかな!」と思っています。
2011.11.14更新
今回は、しっかり防犯対策しているつもりでも、実は間違っていたという"防犯カン違い"の第4弾です。防犯しているつもりで、間違っていたら対策になりませんよね。意外にカン違いされていることが多い、"留守宅"と"パソコン"の防犯対策について、確認しましょう。あなたの対策は大丈夫ですか?
留守中は厚手のカーテンを閉めていれば安心!
「出張や旅行で家を空けるときは、厚手のカーテンを閉め切って、室内の様子を分からなくすれば大丈夫」、と思っていませんか。実は、これってカン違い。
一見、効果的な防犯対策のようですが、カーテンを閉め切った日が続くと、泥棒に留守だと悟られ、狙われる可能性が高まるのです。
長期で出かけるときは、厚手のカーテンを閉め切りにせず、室内が見えにくいレースのカーテンなどをするようにしましょう。最近は、「ミラーレース」という、普通のレースカーテンのように見えて、外から中の様子が見えにくいカーテンも市販されています。夜、部屋の明かりを点けた時も、外部からは見えにくくなっているので、このようなカーテンに替えるのも防犯対策になります。
さらに、タイマー付きの照明やテレビやラジオの音を活用して在宅を装うことも、空き巣対策として効果的です。泥棒は事前に下見をするといいます。毎日の生活に、ちょっと工夫をプラスしてみましょう。
パソコンにはウイルス対策ソフトを入れたから安心!
「パソコンには、ウイルス対策ソフトを入れたからもう安心!」。実は、これもカン違い。ウイルスは日々進化していることをお忘れなく!ウイルス対策ソフトを入れたから、ネットセキュリティーは万全!というわけにはいきません。定期的に、対策ソフトを最新のものに更新しましょう。特に、対策ソフトの期限には気を付けてください。うっかり期限切れになっていると、その期間にウイルスに感染してしまうことも。また、自分自身でウイルス感染の危険に近づかないよう、下記の点も注意しましょう。
- 見覚えのないアドレスからのメールは開かずに削除する
- あやしいファイルは開かない
- あやしいサイトには近づかない
- 見覚えのないURLはクリックしない
そのほか、安全にインターネットを使うために大切なことは、以前ご紹介したあんしんコラム「ネットセキュリティーの対策を教えてもらおう」でチェックしてください。
また、パソコン自体が盗まれないよう、ノートパソコンは、カギのかかるキャビネットや引き出しにしまいましょう。デスクトップの場合は、持ち出せないように固定することをオススメします。
防犯の意識が高くても、実際の対策でカン違いしていたら大変!正しい防犯対策をしっかりして、「安全・安心」な毎日を過ごしてくださいね。