第446回 もしかしてネトスト?ネットストーカー被害の見分け方と対策
ネトストとは?ネット上で起きやすいストーカー的行為
「ネトスト」(ネットストーカー)とは、SNSやブログ、DMなどのインターネットツールを通じて、特定の相手に執拗に関わろうとする行為を指して使われる言葉です。
ネット上でのつきまといや監視、しつこいメッセージの送信などが含まれ、内容や状況によっては、ストーカー規制法に抵触する可能性があります。
一方で、法律に触れるとまでは言えなくても、「なんとなく怖い」「気持ち悪い」「距離が近すぎる」といった不安を感じるケースも少なくありません。
SNSやブログでは、過去の投稿まで簡単に遡って見ることができ、いつでもDMやコメント機能などを通じて、面識のない相手と交流することができます。
こうした交流の仕方が一般化するなかで、相手との関係性や距離感の境界線が見えにくくなっているのかもしれません。
ネトストがエスカレートし、待ち伏せやつきまといといった実生活でのストーカー行為に及ぶケースもあるため、早い段階で違和感に気づくことが大切です。
もしかしてネトスト?不安を感じたときの見分け方
ネトスト被害を判断する際は、行為そのものだけでなく、「それが続いているか」「こちらの気持ちが尊重されているか」が重要なポイントになります。
たとえば、次のような状態が続いていないでしょうか。
・嫌だと感じているのに、DMやコメントで何度も連絡がくる
・投稿内容や行動を細かく把握されていると感じる
・無視したり距離を取ったりしても、別のアカウントなどから再度連絡がある
・SNSを見ること自体がストレスになり、不安や緊張を感じるようになった
不快な行動が繰り返され、不安や恐怖を感じているのであれば、立ち止まって考える必要があります。
「大げさかもしれない」「考えすぎかも」と我慢する必要はありません。
不安を感じているという事実そのものが、ひとつの大切なサインです。
「おかしいかも」と感じたときの対処
少しでも「おかしい」「怖い」と感じたときは、無理に相手に合わせたり、やり取りを続けたりしないことが大切です。
・ブロックやミュート機能を活用し、その人物からの連絡を見えなくする
・SNSの公開範囲やDMの受信設定を見直す
・不安を感じたメッセージやコメントは、スクリーンショットで保存しておく
・ひとりで抱え込まず、早めに信頼できる家族や友人に相談する
ネトスト被害により身の危険を感じる場合や、不安が続くときは、通報機能やヘルプデスクを通じて運営会社に連絡しましょう。場合によっては、警察や相談窓口に相談することも検討してください。
被害の拡大を防ぐためには、すぐに行動することが何より大切です。
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ネット社会では、誰もが発信者になります。
気になる相手の投稿を執拗に追いかけたり、相手の受け取り方を考えずにコメントしてしまったりして、気づかないうちに相手を不安にさせてしまうことがあるかもしれません。
お互いに安心してネットを利用するためにも、相手との適切な距離感や配慮を忘れないようにしたいですね。
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<制作>
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2007年発足、セコムの女性メンバーで構成。
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