防犯 2020年03月18日

第303回 オトナ女子も必携!痴漢対策にもおすすめの「防犯ブザー」

「防犯ブザー」は、音や光で周囲に危険を知らせる防犯グッズのひとつ。
子どもの防犯対策として広く知られ、ランドセルに携帯している小学生を見かけることがあるのではないでしょうか。防犯ブザーが防犯対策になるのは子どもに限定したことではありません。大人の女性にもぜひ身につけてほしいアイテムなんです。
今回は、防犯ブザーの効果や使い方、使用するうえで注意したいポイントなどをご紹介します。

2020.3.18更新

痴漢対策にも!「防犯ブザー」が女性を守る

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防犯ブザーは、危険な状況に遭遇したとき、大きな音で周囲の人に知らせることにより、犯行に及ぼうとする相手を退散させる効果が期待できる防犯グッズ。
夜道を歩くとき、繁華街を歩くときなど、ひとりでは心細いときにも、防犯ブザーが助けを求める役割を果たしてくれます。

また、女性が巻き込まれる犯罪被害として最も多い「痴漢」の対策としても防犯ブザーはおすすめ。
痴漢被害にあったとき、驚きや恐怖で声を上げられないことも多いものです。
そのようなときも、防犯ブザーを鳴らすことで周りの人に異変を知らせることができますし、痴漢をしている相手に「嫌だ」という意思をはっきり示すことができます。

防犯ブザーを身につけているだけで、防犯意識の高さを周囲にアピールできるのもポイントです。
痴漢行為をもくろむ者は、騒ぎになることを何より嫌いますので、防犯対策をしっかりしていてすきがない女性には手を出しにくいもの。

どんな「防犯ブザー」がいい?選び方のポイント

防犯ブザーにもいろいろなタイプがあり、大人の女性が携帯していても違和感がないおしゃれなデザインの防犯ブザーもたくさんあります。
好みのデザインを選んで構わないのですが、機能や性能の部分でいくつかチェックしておきたいポイントもあります。

□ 作動させやすいもの

防犯ブザーは自分で作動させて鳴らすものですので、とっさのときに操作に迷わないことが肝心。
操作方法は、ボタンを押すタイプ、ピンを引き抜くタイプ、ストラップをひくタイプなどがあります。
なるべく自分が使いやすいと感じるものを選んでくださいね。

□ 使用環境にマッチしたもの

防犯ブザーの機能はさまざまで、音量もいろいろあります。
屋外での防犯対策ならなるべく大音量のものがおすすめです。
交通量の多い道路沿いなどでは音が届かないこともあるので、騒音が気になる環境で使用するなら、ライトを点灯して周囲に危険を知らせる機能がついている防犯ブザーもいいでしょう。

□ 頑丈なもの

防犯ブザーは、ぶつけたり落としたりすると壊れてしまうことがあります。
耐衝撃性が高く、少しくらい雨に濡れても平気な防水・防滴機能のある防犯ブザーを選ぶのがおすすめです。

防犯ブザーのつけ方と注意点

防犯ブザーは、つけているだけで犯罪抑制効果が期待できます。
できるだけ目立つように携帯しましょう。
バッグを持ったときに、表側に防犯ブザーが来るように持つことを意識してください。
とっさのときにすぐ手が届く位置に防犯ブザーがあることも大切。実際にバッグを持って、スムーズに作動させられるか試してみてくださいね。

また通勤、通学のときだけではなく、休日も防犯ブザーを携帯するのをお忘れなく。
防犯ブザーを複数用意してよく使うバッグにいつもつけておくと安心ですね。

防犯ブザーを携帯するうえで注意したいのはメンテナンスです。
防犯ブザーは電池で動くものですので、電池切れすると防犯グッズとしての役目を果たせなくなってしまいます。
使用していなくても電池は消耗します。
月に1度は実際に鳴らして、動作確認をしておくこと。
かなり大きな音が出るので、鳴らす場所には配慮を。
音を止める方法も取扱説明書で確認しておいてくださいね。

電池の残量が減ってくると、ブザー音が小さくなったり、途切れ途切れになったりします。
そんなときは、すぐに電池交換を。いざというときに自分を守ってくれるものですので、いつでも万全にしておきましょう。

なお、購入時に入っている電池はテスト用電池であることが多いようです。
長くはもちませんので、使用前に新しい電池に換えておいてくださいね。

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警視庁の防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」にも、防犯ブザー機能や痴漢撃退機能がついています。
スマホにダウンロードして、実際の防犯ブザーと併用すると、毎日の通勤・通学もより安心ですね。
できる限りの痴漢対策をして、自分の身の安全性を高めるのが「防犯女子」。
さっそく防犯ブザーの携帯をはじめましょう!

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