第101回 防犯カン違い Part6 〜玄関についたから安心・体力には自信があるから安心〜
こんにちは。あんしんコラムも記念の100回を超え、101回目。新たな気持ちで取り組んでいきますので、改めてよろしくお願いいたします。
さて、この梅雨のじめじめした季節は、靴選びも悩みの種ですよね。レインブーツもカラフルでかわいいものが増えましたが、帰りに雨があがっていたらちょっと恥ずかしいかなとか、仕事終わりに友達と出かける約束をしているので、かわいい靴を履いて出かけたいのにとか、考える日も。などと悩んでいると、全天候型パンプスというものを見つけました。見た目は普通のパンプスですが、靴底はラバーで滑りにくく、靴全体は防水素材。これなら、パンプススタイルで雨の日も気にせず出かけられそうです。雨の日もポイジティブに乗り切りましょう!
2012.6.27更新
すでにさまざまな防犯対策をして「防犯女子」という方もいらっしゃることでしょう。でも、その防犯対策って本当に正しい対策ですか?実は、防犯対策と思っていたことがカン違いだったということも。そこで、今回は、シリーズでお届けしている防犯カン違いの第6弾。あなたは、カン違いしていませんでしたか?
家についたから、もう安心?!
バッグには防犯ブザー。明るい道を歩いて、防犯対策ばっちりの「防犯女子」で帰宅。でも、家の前着いたからもう安心・・・と思っていませんか?これって実は、カン違い。実際、自宅玄関を開けようとしたときに、後ろをつけていた不審者がいた!というような事件も発生しているようです。自宅の中までしっかり安全確認ができるまで、防犯意識を持ってくださいね。
1:自宅前に到着してからの防犯ポイント
- マンションであれば、オートロックのドア周辺に普段見かけない人がいないかなどを確認してから入る。共連れに注意
- ポストに投函された郵便物や新聞などは、毎日すべて回収する
2:玄関前に到着してからの防犯ポイント
- 物が移動している、植込みが荒れている、ガスメーター周辺にシールやメモがされているなど、玄関まわりの様子に変化がないかどうか確認する
- 周辺を見渡し、不審な人がいないことを確認してから鍵を取り出すようにする
- 自宅に誰もいなくても、インターホンを押し、「ただいま」といって中に入る
玄関まわりが乱雑だったり、ポストに郵便物や新聞がたまったりして、生活環境が乱雑に見えると、「この家は留守かもしれない」などと住宅侵入のターゲットになることも・・・。普段の心がけが大切です。
体力には自信があるから安心?!
学生時代は体育会系の運動部でしごかれていたから、体力に自信あり!それに、最近、護身のためにボクシングも始めたから、不審者に襲われても大丈夫!・・・こんなふうに思っている方、いませんか。残念ながら、これもカン違い。
男性と女性の体力差は、鍛えたからといって、簡単にうまるものではありません。まして、犯罪者は興奮状態であるため、いくら体力に自信がある女性でも、撃退できる可能性は低いと言えます。相手に勝とう、撃退できるかな、なんて思っての行動が、より自分に深い傷をあたえることにもなりかねません。
護身術は、あくまでも、「逃げるスキをつくるためのもの」と考え、決して、「不審者を倒そう・負かそう」と考えないようにしましょう。
体を鍛えることはよいことですが、防犯のためには、まず、しっかり防犯対策してくださいね。
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