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第318回 女性目線で考える!新型コロナウイルス感染症対策はどこまで必要?何が大切?

外出時はマスクの着用が当たり前になり、どこへ行くのも、何をするのも「大丈夫かな?」と新型コロナウイルス感染症への不安がよぎる...。
コロナ禍にあって、不安をいだくかたは少なくないと思います。
「withコロナ」の生活のために、感染症対策は、どこまで必要で、何が大切なのか?
正しい感染対策と冷静に対処していくためのポイント(*)をセコム医療システム株式会社の倉井千恵さんに聞きました。
(*)2020年11月時点

2020.11.4更新

外出時はマスクの着用が当たり前になり、どこへ行くのも、何をするのも「大丈夫かな?」と新型コロナウイルス感染症への不安がよぎる...。
コロナ禍にあって、不安をいだくかたは少なくないと思います。
「withコロナ」の生活のために、感染症対策は、どこまで必要で、何が大切なのか?
正しい感染対策と冷静に対処していくためのポイント(*)をセコム医療システム株式会社の倉井千恵さんに聞きました。
(*)2020年11月時点

<プロフィール>
プロフィール

倉井千恵
セコム医療システム株式会社
ケアサービス部課長
看護師
ケアマネジャー

女性が意識したい「手洗い」と「消毒」のタイミングとコツ

Q
新型コロナウイルスの感染対策として、「手洗い」が重要とされています。今まで以上に手指の清潔を心がけている人が多いと思いますが、何か気を付けることはありますか。
A
「手洗い」は感染予防の基本です。
大事なのは、手洗いをするタイミング。
外から帰ったときはもちろんですが、食事の前には必ず手洗いを実施しましょう。
また、女性の場合はメイクの前にも手洗いをすることをおすすめします。

ウイルスは、目・鼻・口の粘膜から体内に入って感染を引き起こしますので、顔に触れるときは手指を清潔にしたほうが安心です。
以前は「30秒手洗い」(石けんを泡立てて30秒手を洗い、30秒かけて流水で洗い流す)が推奨されていましたが、「15秒手洗い×2回」のほうがウイルス除去効果が高いことが確認されています。
慣れれば面倒ではなくなりますので、ぜひ「15秒×2回」の手洗いを新習慣にしてください。
画像
Q
女性は指輪やマニキュアをしていることがありますが、手指の清潔に影響はありますか。
A
感染が心配なときは、指輪はできれば控えたほうがいいかもしれません。
指輪の周りは汚れが残りやすいので、つけるのであれば、手洗いのときは外しましょう。
また、マニキュアはさほど影響がありませんが、爪はあまり伸ばさないほうが、感染リスクを軽減できます。
人間は指先を駆使していろいろな作業をするので、爪の間は想像以上に汚れる部分です。爪を伸ばすなら、手洗いのたびに市販の爪ブラシを使ってよく洗うことを心がけましょう。
指輪の周りや爪の間は、普通に手洗いしただけではウイルスやばい菌を除去できない、ということを覚えておいてくださいね。
画像
Q
感染予防のために、手指以外で清潔にしておくべきところはありますか。
A
よく触れるもの、目・鼻・口に近い場所に触れるものなどは、こまめにアルコール消毒液でふきとったほうが安心ですね。 たとえば、スマートフォンやメイク道具などがそうです。
オフィスでは、人がよく触るもの、飛沫が飛んでいる可能性があるものにも要注意。
複数で共有している電話、パソコンのキーボード、デスク周りやデスクチェアなどは、ウイルスを媒介しやすいアイテムです。アルコール消毒を心がけたほうがいいかもしれません。私たちの事業所では、朝の業務開始前に掃除のような感覚で消毒をしています。そばに消毒のシートを置いておき、使用の都度サッと消毒をするのもよいでしょう。タイミングはいつでもいいので負担なく続けられるルティーンにすることが大切です。

ただ、ひとり暮らしの女性の場合、家のなかではそれほど神経質になる必要はないと思います。
手を触れる頻度が高いドアノブや照明のスイッチ、リモコンなどは、気が付いたときにアルコールで拭き掃除すれば問題ないでしょう。あとは、さきほどお話ししたようなタイミングで手洗いをしっかりすれば、十分感染対策になります。

「うつさない・もらわない」ための新エチケット

Q
新型コロナウイルスの感染拡大以降、外での食事が心配な方が多いようですが、気を付けることはありますか。
A
飲食は、感染リスクが高い行為のひとつと言われています。
レストランでも、オフィス内でのランチでも、食事をするときは、手洗いだけではなく、アルコール消毒液で手指消毒をしたほうがいいでしょう。

また、口に触れたもの、唾液がついたり飛んだ可能性があるものには、ウイルスが付着しているかもしれません。 食事中に外したマスクや、口を拭いたナプキンやティッシュなどを、無防備にテーブルに置くことは控えましょう。 マスクはバッグにしまう、紙ナプキンは口を拭いた側を折りたたんで、清潔な別の紙ナプキンでくるむなど、自分が「うつさない」ための気配りが大切です。

お弁当のときに、バランやおかずカップ、食べ残しなどを捨てるときも、むき出しでゴミ箱に入れるのは、「with コロナ」ではマナー違反。
コンビニおにぎりのフィルム、お弁当容器、使用した割り箸などの扱いも同様です。
ポリ袋に入れて口をしっかり縛ってから捨てるなど、感染リスクを軽減する行動が求められます。

感染対策として重要なのはもちろんですが、片付ける人に配慮のない食べ散らかしや捨て方は、エチケットの問題。大人の女性として恥ずかしくない行動を意識すれば、さほど難しいことではないのではないでしょうか。
Q
自分が感染することを恐れるだけではなく、「もしも自分がウイルスを持っていたら...」と考えることが必要なのですね。
A
新型コロナウイルスは、感染しても無症状で自覚がないケースが少なくありません。 体は元気なまま、自分がウイルスの媒介者になってしまうことも考えられます。
これはすべての人に当てはまることで、その可能性を顧みずに「withコロナ」の生活は成り立たないのです。

「もしかしたら自分が」と思えば、おのずとどんなときに気を付ければいいか、わかると思います。
たとえば、「うがい」も感染を広げる可能性がある行為です。
オフィスの洗面台で食後に歯みがきをする人は、注意が必要。
うがいして吐き出した水が蛇口や洗面台に飛び散ると、感染を広げてしまうかもしれません。
公共の場にある洗面台を使ったあとは、蛇口や洗面台など周囲をちゃんと拭いておきたいですね。

そもそも、自分が汚した場所をそのままにして立ち去るのは、大人のエチケットとして恥ずかしいこと。他人に迷惑をかけないことは普遍的な社会のルールです。
加えて今は、そのエチケットが「うつさない・もらわない」に繋がります。
ひとりひとりがそのような意識を持てば、感染を抑えることができるのではないかと思います。

いつもMAXではなくメリハリをつけて感染対策を

Q
「三密の回避」や「ソーシャルディスタンス」も感染対策にあげられていますが、日常ではどんなことに気を付けたらいいでしょうか。
A
閉ざされた空間に人が集まれば、感染リスクは高まります。
大勢での会食、会議などは、やはりできるだけ避けたほうが安心です。
それに、大人数で集まると離れた人と会話するときにどうしても声が大きくなります。人数が多いほど飛沫感染のリスクが高まるので、集まるのは少人数にとどめ、換気をするなどの工夫をしましょう。

換気は非常に有効な感染対策です。
人が集まる場では、出入り口や窓を2カ所以上開放して、空気の入れ替えを。外食するときも、換気をしっかりしているお店を選ぶことをおすすめします。
また、人と会うときは正面で対峙するのではなく、斜め前に座るなど位置をずらすと、感染リスクを軽減できます。
Q
どこで感染するかわからない...と考えると、何をするのも怖くなってしまいそうです。もっと感染対策をしっかり行わないといけないのではないでしょうか。
A
すべてを疑いながら感染対策を徹底し続けていたら、体も心も疲れてしまいます。
過剰にガードするのではなく、感染リスクの高低を見極めて適切に対応していくことが大切です。

自分や身近な人の健康状態に問題がなく、感染状況が落ち着いているときであれば、マスクや手洗いなど、基本的な感染対策さえ心がければ、さほど心配はないように思えます。

反対に、自分の周囲で感染リスクが高まっているときは、感染対策もレベルアップする必要がありそうです。
市中感染が増えている、近所でクラスターが発生したなど、感染の脅威が身近に迫ったときは、感染対策をハイレベルに切り替える必要があります。
帰宅後はすぐにシャワーを浴びる、手が触れる場所はいつもよりこまめに消毒する、不要不急の外出を控えるなどの対応が考えられます。

感染対策にも、メリハリが必要です。
状況に応じて「ゆるみ」をつくり、緊張と緩和のバランスをとることが欠かせません。残念ながら、これをすれば絶対に感染をしないというものはありません。「OK」と「NG」の基準を自分なりに持つことが、感染対策を継続するコツです。
たとえば、「会食するなら3人まで」「換気が不十分なお店は入らない」などマイルールを決めておくと、感染対策をしながら楽しみを見つけることもできます。
感染状況に注意を払いながら、柔軟に「with コロナ」生活を乗り越えていきましょう

* * * * * * * * *

コロナ禍においては、目に見えない不安や情報の多さに疲れを感じている人も少なくありません。
次回は引き続き、セコム医療システム株式会社の倉井千恵さんに、ストレスに負けないためのメンタルヘルス対策を聞きます。どうぞお楽しみに。
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