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第284回大雨、洪水、浸水...住んでいる町で発生したら?ハザードマップで確認し対策を ~水害編~

梅雨の季節を迎えました。雨模様の日は、紫陽花がひときわ鮮やかですね。
雨は大切な自然資源ですが、激しい雨が降り続けば被害も発生します。気象庁によると、今年の6月~8月の降雨量は全国的に「平年並みか多い」そうで、集中豪雨が起きるリスクが高まっているのも心配です。
自分が住んでいる町で、もしも洪水や浸水が起きたら?そんなとき安全の助けになってくれる「ハザードマップ」についてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

2019.6.12更新

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今年5月、沖縄県与那国町が「50年に一度」という記録的な大雨に見舞われ、鹿児島県屋久町では、登山客が取り残されるなど豪雨による被害が発生しました。
昨年発生した、「平成30年7月豪雨」も記憶に新しいところです。
近年は、集中豪雨の増加で、土砂災害や洪水のリスクが増大していることが指摘されています。
そのような事態に備えて、ぜひ手元に持っておきたいのが「ハザードマップ」です。

ハザードマップとは?

地震や洪水、土砂災害、津波、火山の噴火などの自然災害が発生したときに、予想される被害や被害区域などを地図化したものです。
また、避難所や避難経路など、防災関係の施設の位置なども表記されています。ひとつの地域で、地震、洪水など、災害別にハザードマップが作成されていることが多いようです。「防災マップ」と呼ばれることもあります。ハザードマップは、各自治体のホームページや、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」で確認することができるほか、市役所や区役所、町役場などに行くと紙版のハザードマップを無料でもらうこともできます。自分が住む町のハザードマップは、お手元に用意しておきましょう。

「水害(洪水)ハザードマップ」のチェックポイント

自治体などが公表している「水害(洪水)ハザードマップ」を例に、確認しておくべきポイントを紹介します。

水害(洪水)ハザードマップを確認すると予想しうる最大規模の雨が降った場合に、予測される浸水状況を確認できます。
注目したいのは「浸水深」です。

「浸水深」とは、浸水した際の地面から水面までの高さのことで、浸水深が深いほど被害も大きくなることが予想されます。
河川沿いは低地で浸水深が深くなる傾向があり、住まいの近くに川がある場合は、注意が必要です。また河川から離れていても、がけ下やくぼ地では浸水深が深くなります。
土地の造成や建築物で地形がわかりにくいところも多いですが、ハザードマップを見ると浸水しやすい場所がひと目でわかります。

水害(洪水)ハザードマップのチェックポイント

□ 自宅や職場、実家、よく行く場所などがある場所の浸水深
□ 大きな被害が予想される場所(浸水深が深い場所)
□ 避難先の位置(地震の避難所・避難場所と異なる場合があります)
□ 避難経路、アンダーパス

「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」の違い

災害時には、自治体から住民に避難の呼びかけがあります。
水害のときでも同様です。
避難の呼びかけには「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」の3種類があります。言葉の意味を理解しておきましょう。

「避難準備・高齢者等避難開始」

避難が必要となる災害が起こると予想されるときに発令されます。
ご高齢の方、障がいがある方、妊婦や乳幼児のいるご家族など、避難に時間がかかる方の避難行動をうながすものです。
台風や大雨のときは、気象情報に注意しながら、いつでも避難できるように準備をしておきます。

「避難勧告」

支障なく避難行動ができる方に、避難開始をうながすときに発令されます。
強制性はありませんが、避難を勧めている状態です。ご自身や家族の安全のために、必要に応じて早めに避難を開始しましょう。

「避難指示」

緊急性が高いのがこの「避難指示」です。
災害による被害の危険が切迫し、人的被害が実際に発生しているときに発令されます。
ただちに指示に従い、避難行動を開始しましょう。

今年5月、気象庁による、大雨に関する情報「大雨・洪水警戒レベル」運用が開始されました。
大雨による災害発生の危険度と住民に求められる行動とを、5段階の警戒レベルで示すものです。最も危険度が低いもので「警戒レベル1」、最も危険度が高いものが「警戒レベル5」にあたります。
「警戒レベル3」が、自治体から「避難準備・高齢者等避難開始」が発表される状況を指しており、「警戒レベル4」が自治体から「避難勧告」や「避難指示」が発表される状況を指しています。
気象庁では、「警戒レベル4」までに、避難を完了させるように呼びかけています。

お住まいの場所の特性によっては、自主的に判断して早めに避難準備をはじめたほうがいいこともあります。呼びかけの種類に関わらず、いつでも避難行動を開始できるように準備しておき、速やかに対応できるようにしておきましょう。

水害(洪水)ハザードマップを持って自宅周辺を歩いてみましょう

ハザードマップをチェックしたら、実際に町を歩いてみることをおすすめします。
災害時の避難は徒歩が基本です。
車や自転車は利用せず、マップを持って、歩きやすい服装と靴で「防災ウォーク」してみましょう。

ハザードマップを見ながら歩くときは、水害が起きたときの状況をイメージすることがポイント。
雨が降っているときなら、よりわかりやすいかもしれません。土地の高低差や、水が流れ込む方向などに気づくはずです。
避難所へはどの経路で行けば安全なのか、浸水を免れそうな道路や、安全な高い建物などを確認しておきましょう。
同時に、自宅よりも低い土地やマンホールが多い道など、「通らないほうがいい」場所もチェックしておくとより安心です。

街歩きでチェックしておきたいポイント

□ 近所にある高い建物
□ 避難先の位置(地震の避難所・避難場所と異なる場合があります)
□ 水がたまりそうな場所(アンダーパスなど)や水はけの悪い場所
□ マンホールや側溝(浸水でふたが外れ、転落する危険があります)
□ 避難先までの道順

自宅やその周辺環境の特性を知り、大雨のときの避難方法をシミュレーションしておくことが肝心です。また浸水時は水がはけるまで時間を要することもありますので、非常持ち出し袋の確認や避難できない場合も想定されますので最低限の備蓄も確認しておきましょう。

* * * * * * * * *

梅雨から、台風が発生しやすい夏にかけては、気象情報をこまめにチェックしましょう。
また、豪雨が予想されるときには、極力その時間帯を避けて行動することも対策のひとつ。ハザードマップの活用はもちろんのこと、日ごろの心がけもふくめしっかりと対策ができる「防災女子」を目指してくださいね!

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