第445回 古い家電の買い替え時は?
「まだ使える」が危険。古い家電は点検と見直しを
長期間使用している家電は、内部で劣化が進んでいることがあります。
とくに扇風機などモーターを内蔵した家電は、経年劣化による発火事例も報告されており、10年程度を目安に買い替えを検討したいところです。
【古い家電による火災を防ぐためのポイント】
・定期的な点検と清掃
コンセント周りや吸気口にほこりがたまっていないか確認し、こまめに清掃することが大切です。
・異常時はすぐ使用中止
焦げ臭いにおいがする、異音がする、異常に熱くなる場合は、電源プラグを抜きましょう。
・電源コードの状態をチェック
破れ、変色、曲がり癖がないか、束ねたまま使っていないかを確認してください。
また、電源タップは長期間使用していないか。一般的には3~5年を目安に交換が推奨されています。
古い家電は「動くかどうか」ではなく、「安全に使えるか」を判断基準にしましょう。
早めの見直しが大切です。
火災につながりやすい家電は「高出力・発熱・充電タイプ」
エアコン、電子レンジ、トースター、ドライヤーなどの消費電力が大きい家電は、使用中に電源コードや内部部品へ強い負荷がかかるものです。
長年使い続けることで、コード内部の銅線が傷んだり、絶縁体が劣化したりすると、漏電や発熱が起こりやすくなります。
また、ヘアアイロンやヘアカーラーのように高温になる美容家電、モバイルバッテリーや電動自転車用バッテリーなどの充電式家電も注意が必要です。
充電中・使用中に熱がこもると、発煙・発火につながるケースがあります。
電気機器火災の多くは「コードとコンセント周り」で起きている
電気機器火災で多い原因のひとつが、電線の短絡(ショート)・トラッキング現象・半断線といった、電源コード周りのトラブルです。
特に注意したいのが、次のような使い方。
・電源コードを束ねたまま使用している
・家具や家電の下でコードが押しつぶされている
・コードを無理に曲げた状態で使用している
・コンセントとプラグのすき間にほこりがたまっている
コードを束ねると内部に熱がこもりやすくなり、被覆の劣化や内部断線を引き起こしかねません。
また、コンセントにたまったほこりが湿気を含むことで起こるトラッキング現象も、火災の原因として知られています。
コンセントが少ないひとり暮らしの住まいなどでは、電源タップに複数のプラグを差し込むタコ足配線をしてしまいがちですが、こうしたリスクを高める要因となります。
また、電源タップにたくさんのプラグを差し込んでいると、過電流により発火することがあります。
安全に使用できる許容電流を超えないように使用することが重要です。
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消費者庁も、電源コードの扱い方や経年家電の火災リスクについて注意喚起をおこなっています。
毎日使う家電こそ、電源コード周りと使用年数をチェックしましょう。
日頃から点検と見直しを心がけることが、火災を防ぐうえで大切です。
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<制作>
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