第210回 防災カン違い Part1~非常持ち出し袋編~
こんにちは。これから楽しい夏休みですね。社会人になると夏の長期休暇も会社や個人で日程が違い、"何日から夏休み"という習慣がなくなってさみしい気もしますが、今年も夏バテしないよう気をつけながら、夏休みを満喫したいです。
2016.07.20更新
非常持ち出し袋を準備していても、正しく準備できていなかったら、災害が発生したときに慌ててしまいます。あなたの準備は大丈夫ですか?万が一のときに役立つよう、正しく準備しましょう。
あなたの防災対策をチェック!こんなカン違いして対策していない?
せっかく非常持ち出し袋を準備しても、間違った準備の仕方では台無しです。あなたの対策が正しいかどうか、確認しましょう。
■停電に備えて懐中電灯を用意。1度準備すれば、メンテナンスは不要!?
懐中電灯は、「非常食のように賞味期限がないから、ひとつ準備すれば安心」と思っていませんか?実は、これはカン違いです。乾電池を使用するタイプは、電池が切れていないか、漏電していないか定期的に確認することが大切です。また、電池と懐中電灯本体を別々にしていても、乾電池の使用期限が切れていないか確認するようにしましょう。
■非常食には手軽なカップラーメンが最適!災害時でも温かいものが食べられる!?
「災害時に備えて、簡単ですぐできるカップラーメンを備蓄しておこう」と思っていませんか?実は、これもカン違いです。普段は、お湯を注ぐだけですぐにでき、手軽で便利ですが、災害時は電気やガス、水道などのライフラインが止まることも考えられます。そのため、お湯を沸かすことができるかどうかわかりません。普段の生活とは違うということを意識し、そのままの状態で食べられるものや、水を注ぐだけで食べられるものを準備しておきましょう。
■非常持ち出し袋は大事なものなので、クローゼットにしまっておく!?
「大事なものだし、かさばるし、今は使わないからクローゼットに入れておこう」と、目につかないところにしまいこんでいませんか。実は、これも間違った防災対策です。非常持ち出し袋は、災害発生時、いざというときにすぐに持ち出せるようにしておくことが大切です。ベッドの横や、玄関など、すぐに持ち出せて、普段から目につくところに置いておきましょう。
非常持ち出し袋の準備は、正しくできていましたか?カン違いしていたことがあったら、すぐに改善してくださいね。非常持ち出し袋と一緒に、底の厚いスニーカーも合わせて準備しておきましょう。災害時は、準備していても冷静に行動できなくなることが多いので、どのように行動すればいいかイメージしておける「防災女子」でいたいですね。
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