セコムは、日本で初めての警備保障会社として、創業。
1966年にはわが国初のオンライン・セキュリティシステムを開発しました。現在では、国内約158万6,000件（事業所は約82万8,000件、家庭は約49万8,000件、マンション住戸は約26万件）に「安全・安心」を提供しています。

　創業以来、セキュリティ業界のパイオニアとして、サービス体制を全国規模で強化し続けてきました。緊急対処員が出動する緊急発進拠点は業界最多の全国約2750カ所に設置しています。万一のときは、独自の訓練を受けた安全のプロがお客さまのもとに急行します。

　今回の現場レポートは、オンライン・セキュリティシステムで安全のプロとして活躍する緊急対処員、ＢＥ（ビートエンジニア）を紹介します。
　川瀬浩司チーフＢＥは、入社９年目を迎えるベテラン社員です。今年から事業所ＢＥのまとめ役であるチーフＢＥとして活躍されています。元気の良さと明るい性格で事業所を引っ張っています。

Ｑ.入社の動機を教えてください。
　実は、祖父母の家にホームセキュリティが入っており、祖父が倒れてしまった時にセコムのおかげで一命を取りとめることができました。その時のセコムの対応がすばらしく、いちユーザーとして本当に良いシステムだと痛感したのが入社のきっかけです。
　人の安全や安心に携われる仕事は、世の中でもそんなに多くはないと思っていますので、今でも誇りをもって仕事に取り組んでいます。

Ｑ．ＢＥの仕事について教えてください。
　ホームセキュリティシステムの場合は、お客さまのご自宅に設置した各種センサーが感知すると、直ちにセコム・コントロールセンターへ信号が送信されます。コントロールセンターでは、ＢＥへの急行を指示するとともに、お客さまへ状況確認のお電話を差し上げます。異常を確認した場合には、警察や消防機関などにも通報します。そのコントロールセンターの指示に従って、お客さまへ駆けつけ、安全を守ることが私たちの仕事です。
　また、セキュリティの機器は24時間365日、どんなことがあっても稼働し続けなければいけません。システムやセンサーがきちんと稼働するために、メンテナンスをするのも私たちの仕事です。

Ｑ.仕事の中で気をつけていることを教えてください。
　お客さまの不安を取り除くには、とにかくお客さまへいち早く駆けつけることだと思っています。"１秒でも早くお客様のもとへ"、このことにこだわることが一番大切なことです。
　また、私たちの仕事は、お客さまだけでなく、広く一般社会の方に見られているという意識を持つことが大切です。私たち自身が安全を生産する商品そのものであり、キビキビした言動・マナーや凛とした態度が、より安全の質を高めていくのではないかと思っています。

Ｑ.今後の抱負を教えてください。
　セキュリティの質をもっと高めていきたいと思っています。そのためには、私たち一人ひとりのレベルアップが不可欠です。知識や技能もそうですが、何よりも考え方が大事だと思っています。「いかなる時にも、お客さまを守りぬく」ということを常に忘れずに仕事に励んでいきます。
　一人でも多くのお客さまに「セコムに入って良かった」といっていただけるように、今後も最高の安全を提供していきます。

（参考）
・"全体像"で理解する現場レポート

セコム株式会社
コーポレート広報部