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10年で5倍に増えた歩行者と自転車の事故

 手軽な乗り物のひとつに自転車があります。しかし、「手軽」であるがゆえに、事故が絶えないものでもあります。先日も、自転車に"ひき逃げ"された方が亡くなるという痛ましい事故が起きたばかりです。警察庁の調べによると、自転車と歩行者の事故は1998年には661件でしたが、2008年には2942件と、およそ5倍に増えています。自転車の台数が大きく増えているわけでもないようです。なぜ増えてしまったのでしょうか。

 近頃、このような風景を見かけたことはありませんか。ケータイにメールを打ち込みながら自転車に乗っている人。ヘッドホンで音楽を聞きながら自転車に乗っている人。無灯火で自転車に乗っている人。ケータイの画面や音楽に注意がいってしまっているので、まわりの安全を気にしながら走るという基本を怠っている状態です。いわば前方不注意と言っても良さそうです。

 みなさんは自転車が走ってもいい場所をご存じですか。「知っています、歩道です」という方が多いのではないでしょうか。実は正しくもあり間違ってもいるのです。道路交通法によると、自転車は軽車両のひとつで、車道を走るべきものです。

 ところが、1970年代に自動車が道路に増えてきたため、自転車は暫定的に歩道を走っても良いということになりました。いわゆる「自転車通行可」と示された歩道のことです。

 暫定措置が延びに延びて、あいかわらず暫定のまま"歩道を走っても良い"ことになっています。これが拡大解釈されて、日本の道路事情はややこしくなっています。「歩道ならば、どの歩道でも自転車で走って良い」と思っている方はいませんでしょうか。実はこれは正しくないのです。

 歩行者が安心して歩くことができるように、車道とは別に設けられているものが歩道なのですが、ここに自転車という車両が入ってきてしまってから事故が増えているようなのです。しかしながら、いまさら全ての自転車を車道に出すのは無理があります。どうしても歩道を走らざるを得ない場合は、自転車に乗る人のマナーに頼るしかなさそうです。

 自転車は、歩行者のための歩道をお借りしているという姿勢を忘れないことかと思います。しかし、このことを理解している人はほとんどいないと思われます。歩行者に道を空けてもらうために、やたらとベルを鳴らすことも実は違反だったりします。小学校の自転車教室などで、これらをしっかりと学べるようになれば、将来の日本の交通社会は正しい方向に向かうのではないでしょうか。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田 宏彰

自転車と歩行者の事故の推移(警察庁)

自転車と歩行者の事故の推移(警察庁)

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