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「犯罪統計」と"体感治安"

 このコラムでは、さまざまな形でまとめられている客観的データを元に、世の中の状況を見ていきたいと思います。

 皆さまのご自宅を狙う泥棒などの犯罪全般についてのデータでは、警察が発表している統計資料があります。ここには、犯罪そのものの件数、被疑者を検挙した件数などがまとめられています。犯罪の種類は非常に多く、しかも最近になって新しく出てきたものもあります。たとえば、携帯電話やパソコンに関わるネット社会で起こる犯罪などは、比較的新しいものと言えます。これらすべての犯罪を合わせたものを刑法犯と呼んでいます。

 右の図は、最近20年くらいの刑法犯の認知件数と検挙率の推移です。(警察庁調べ)

 認知件数とは、被害者から警察に届けられた被害件数のことを言うため、本来の犯罪件数はわからないと言われています。しかしながら、少なくとも犯罪全体の傾向を見ることはできます。

 時代が平成に入ったあたりから検挙率が下がり始め、同時に認知件数も上がり始めました。2002年に刑法犯総数がおよそ285万件となり、翌年には300万件を突破するのではとの声もありましたが、2003年から現在に至るまで減少を続けています。

 昨年、2007年の刑法犯の件数はおよそ191万件です。また、かつて世界一高い検挙率を誇っていた日本ですが、2001年に19.8%という最小の値を出しました。10件の犯罪に対して2件しか片づかないという状況に陥りました。これは、アメリカの犯罪の検挙率とほぼ同じもので、日本の治安状況はアメリカに追いついてしまったのです。しかしながら、警察活動や住民の防犯活動などにより、昨年は31.7%まで回復しました。

 このように、件数は減少し検挙率は回復しているのに、皆さまの体感としての治安状況はいかがでしょうか。内閣府の調査でも8割以上の方が、この10年でどちらかといえば悪くなったもしくは悪くなったと答えられています。原因として、来日外国人による犯罪が増えたためとか、地域社会の連帯意識が下がったなどの声もありますが、さまざまな情報が氾濫し、それらが容易に得られるようになったということも大きいのではないかと思われます。

 テレビや新聞に加えて、インターネットなどでありとあらゆる情報が飛び交い、どれが正しい情報なのかちょっと見ただけではわからない状況になってきています。そのため、体で感じる治安についても、悪いイメージをもってしまう場合も少なくないのではないでしょうか。

 確かに、以前に比べて身近で起こる凶悪事件の報道が多くなってきているのかもしれません。しかしながら、世相をあおるような情報がないわけではありません。正しい情報を見極め、客観的事実を見定める目をもつことも、現代を生きる私たちには必要なのかもしれません。

セコムIS研究所
セキュリティコンサルティンググループ
濱田 宏彰

グラフ:認知件数

刑法犯の認知件数と検挙率の推移
(警察庁調べ)

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