チャレンジ精神に充ちあふれた、最先端の開発ステージ

セコム開発センターは、東京都三鷹市の閑静な住宅街に位置します。
都心へスピーディにアクセスできるロケーションにありながら、周辺には武蔵の面影が残り、緑豊かな井の頭公園も徒歩圏内。ゆったりとした雰囲気が開発センターを包み込んでいます。
しかし、ひとたびセコムのセキュリティで固められた建物のドアを開ければ、そこは緊張感あふれる最先端の開発現場。セコムの開発拠点として、数々の製品がここから生まれています。
近隣には研究拠点であるセコムIS研究所があり、共同研究・開発もスムーズ。「社会システム産業」の構築をめざした、さまざまな挑戦が日々ここで繰り広げられているのです。

現在、セコムグループは、社会システム産業を構築するために、未来の安全で豊かな社会を支えていくセキュリティ事業だけでなく、様々な新しい社会システムの提供を目指しています。
なかでも開発センターでは、その基幹となる独創性のある信頼性の高い機器やシステムの開発を行う重要な役割を担っています。
例えば、ご契約先での異常発生を感知するセンサーの開発、家庭用から大規模施設向けのセキュリティシステム、出入管理システム、消火システム、そして医療・健康関連システムに至るまで、セコムグループがお客さまに提供する安全・安心を創出し、皆様に喜んでいただけるための商品を次々に開発してきました。

セキュリティ事業が今も成長を続けるのは、犯罪の多様化に伴う新たなニーズに対応した新製品や、新機能を迅速に市場に投入してきたことも大きな一因です。このように市場が求める商品を次々に開発することが開発センターの重要な責務になります。
どこよりも早く、誰も提供していないサービスを創造すること。どこにもない、まねのできない差別化された機器・システムを創造し、世の中に送り出すこと。それはすなわち、ニーズを先読みした開発で自ら市場を開拓していくこと。それが、「社会システム産業」の構築を目指すセコムの開発スタイルだと考えています。

社会システム産業の構築に向かって研究・開発陣が果たすべきことはまだまだ無限にあります。安全に完全という言葉は存在しません。また、求められる社会システム産業の構築もまだまだ途上です。我々は、こうした商品開発にとって最も大切なことは、技術者が目標を達成するために必要なより良い環境と、何よりも自由で闊達に商品開発にチャレンジできる精神的風土を整えることが非常に重要だと考えます。なぜなら、商品を開発することへの積極的で活き活きとした取り組みの中からこそ、真に社会の豊かさを支える社会システムが生まれてくると考えるからです。セコム開発センターには社会システム産業構築への技術者たちの夢と気概があふれています。

開発センター外観