超高齢社会における暮らしのなかのお困りごとと、その解決策をテーマに、新しい価値が形成された社会を描くワークショップを行いました。セコムオープンイノベーション推進担当と日ごろご縁のある皆様で集まり、幾つかの切り口から議論を繰り返して成果をシェアしようというものです。初めての試みであるため、どのようなアウトプットが出せるか手探りの状態ではありましたが、多様性のある多くの皆様にご参加いただき、盛会にて開催することができました。
2016年4月20日(水) 18:00〜21:00
セコムが目指す地域医療システムの創造を加速し、超高齢社会に対して貢献度を高めることを目的としたプロジェクト。2015年4月には、東京都杉並区に高齢者のお困りごとにワンストップで対応する「くらしの相談窓口 セコム暮らしのパートナー久我山」を開設し、トライアルサービスを経て、2016年2月に新サービス「セコム・マイホームコンシェルジュ」を販売開始している。今後も地域に密着し、顧客ニーズをとらえた新ビジネスモデルを創造していく。今回は、「セコム暮らしのパートナー久我山」を通して得られた情報などを議論のインプットとして提供します。
セコムの開発センター、IS研究所、本社技術管理室を経て、公益財団法人セコム科学技術振興財団 事業部長。セコムのオープンイノベーション推進担当を兼任。東京大学イノベーションマネジメントスクール修了、東京理科大学大学院総合科学技術経営研究科修了、東京理科大学大学院イノベーション研究科修了。主な著書に「所有から利用へのパラダイムシフトに伴うサービスとデバイスの相互作用」(『知的財産イノベーション研究の展望』白桃書房,2014年)。専門領域は技術経営で、大学や産学官コンソーシアムでも活動しながらサービス創造の視座より産学官の連携を推進している。東京理科大学客員研究員、JST専門委員、ものこと双発学会・協議会事務局長。
議論のインプットとして、セコムより、昨年東京都杉並区に開設した、「セコム暮らしのパートナー久我山」の活動が紹介され、その活動を通して得られた情報や「超高齢社会」を切り口とした現在及び今後のサービスなどの話題提供がありました。