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ガンに次いで日本における死因の第2位と第3位を占めているのが心筋梗塞(ハートアタック)と脳卒中(ブレインアタック)です。これらの病気も早期発見・早期治療をすれば救命率や発病後の
QOL(生活の質)を大幅に改善することができます。
このため,米国では「ハートアタックキャンペーン」「ブレーンアタックキャンペーン」を展開して,一般の方々に早期発見・早期治療の重要性を広く訴えています。日本においても啓蒙活動が始まっています。
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心筋梗塞も狭心症と同じように、冠動脈(
冠状動脈)の
動脈硬化が原因となります。
血液の流れが悪くなる狭心症とちがって、血管が完全に詰まってしまう心筋梗塞の場合は、その先の心筋の組織に壊死(えし)が起こり、激しい心臓発作を引き起こし、命をおとす危険性があります。
発作が起きてから24時間以内の死亡率が高く、入院治療が必要となります。
脳卒中とは、脳の血管が詰まったり脳の血管が破れて出血することにより、その先の細胞に血液が届かなくなるため、突然手足が動かなくなったり意識がなくなる発作を起こす脳の血管の障害に由来する病気のことです。「脳血管障害」と呼ばれることもあります。
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