ほっとひと息 健康らんど

Vol.11 子供の外傷(ケガ)

<応急処置の仕方>
 ~肩・鎖骨の骨折が疑われる場合~
 腕や肩を動かすと痛みが強くなるので患側の上肢を三角巾などで吊り、さらに別の布を身体に回して固定をする。
 三角巾がない場合は大き目のハンカチや布などでも良い。


~腕・肘の骨折が疑われる場合~
 上腕(二の腕)から手まで肘を90°にして副木(添え木)固定をする。厚めのダンボール紙や板・雑誌などで代用すると良い。
 骨折したと思われる場所が曲がっている場合は曲がったまま副木固定する。


~足の骨折が疑われる場合~
 副木固定をし、骨折部が動かないようにする。他の部位に損傷を起こす事もあるので、身体を起こさずに横にしたまま運ぶ。
 骨折したと思われる場所が曲がっている場合は曲がったまま副木固定する。


~首・背骨・腰の骨折が疑われる場合~
 木などの高所から落ちた場合は首・背骨・腰などの骨折を疑って動かさずにすぐに救急車を呼ぶ。


 
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