ほっとひと息 健康らんど

Vol.8 薬について

1.薬はどこに保管しておいたらいいですか?-②
 高温、多湿を避けるというとやはり冷蔵庫の中に入れておくのが良いのでしょうか?


 では、それぞれの薬の保管方法について説明します。
基本的には薬袋に保管方法が記載されていると思いますので、保管方法を確認して下さい。
間違っても冷凍庫に入れないようにして下さい。
凍ると変質したり、薬効が落ちるものもあります。
冷蔵庫に保管しておいた薬が凍ってしまった場合も品質や薬効が変化する場合がありますので、注意して下さい。


水薬(シロップ)
冷蔵庫などの冷暗所で保管する。
水薬はカビや雑菌などに汚染されやすい薬です。
子供がジュースなどと間違って飲んでしまわないように保管方法を工夫しましょう。
坐薬
冷蔵庫などの冷暗所で保管する。
坐薬は体温くらいの温度で溶けてしまうようになっています。
子供が間違って食べてしまわないように保管方法を工夫しましょう。



点眼薬
冷蔵庫や冷暗所で保管する。
容器の先が眼瞼やまつ毛につかないようにしましょう。
雑菌がつき、目薬が汚染されてしまいます。
他人(家族でも)の使用した目薬は絶対に使用しないで下さい。
感染する原因にもなります。
軟膏・クリーム・湿布・吸入剤・点耳薬・ローション
直射日光を避け、室温(1~30℃)で保管する。
※冷所保存の指示のない場合。
ローションと点眼薬を間違えないように保管しましょう。




内服薬(錠剤・カプセル・粉薬)
直射日光を避け、室温(1~30℃)で保管する。
※冷所保存(15℃以下)の指示のない場合。

車内に放置すると夏場などは高温になり、薬効が変化する場合があるので、忘れないようにしましょう。
吸湿性の高い薬の表示がある場合は、缶などに入れ、乾燥剤を入れておくと良いでしょう。
冷蔵庫に入れると、却って湿気を帯びてしまう事もあるので、冷蔵庫保管の指示がない薬は入れないようにしましょう。
 
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